GLAM Editorial

オトナの心と感性を満たす! 2019年おしゃれ女子のための映画5選

『女王陛下のお気に入り』

(C)2018 Twentieth Century Fox

2018年のベネチア国際映画祭で、審査員大賞と女優賞(オリヴィア・コールマン)のダブル受賞を果たした話題作。豪華絢爛な王室を舞台に、17人の子供に先立たれた孤独な女王と、その寵愛を取り合う2人の女の姿を描く。

時は18世紀初頭、舞台はルイ14世が統治するフランスと交戦中のイングランド。揺れる国家と女王のアンを、彼女の幼馴染で女官長を務めるレディ・サラが操っていた。そこに、サラの従妹で上流階級から没落したアビゲイルがやって来て、召使として働くことに。サラに気に入られ、侍女に昇格したアビゲイルだったが、彼女の中に生き残りをかけた野望が芽生え始める……。

<ここに注目!>
宮廷を舞台に繰り広げられる、3大女優の白熱バトル!

3人の女優の演技合戦に目を奪われる話題作が、いよいよ日本上陸。気まぐれで病弱、それでも頑固に国を守るアン女王を演じるのは、ベネチアで女優賞の栄冠を手にした、オリヴィア・コールマン。英国の名女優が、本作の熱演で世界にその名を轟かせます。侍女アビゲイルには、『ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミー賞を獲得したエマ・ストーン。従順な侍女が美しさを武器に変えてのし上がっていく姿を演じ、新境地を開拓しています。そして女王の心を支配し、絶大なる権力を振るうレディ・サラには、『ナイロビの蜂』(05)でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞したレイチェル・ワイズ。実力派の女優たちが三者三様の女の生き様を体現しています。彼女たちが頭脳、肉体、精神力を駆使して罠を仕掛け合う様は、ハラハラするほどにスリリング!

監督は、『ロブスター』(15)などで知られるギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス。すでに映画ファンからは熱視線を集めている監督の一人で、センスあふれる映像と演出で、宮廷に生きる人々の息遣いまでをも描き出しました。賞レースでも話題を呼ぶこと必至の、見逃せない1作となっています。

『女王陛下のお気に入り』
2019年2月15日公開
監督:ヨルゴス・ランティモス
脚本:デボラ・ディヴィス 、 トニー・マクナマラ
出演:オリビア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン
公式サイト

次ページ>> 激動の16世紀英国、衣装からも目が離せない!

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend