『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビー、美しき実力派女優が共演した英国王室の物語。激動の16世紀英国、同時代を生きた“ふたりの女王”の波乱万丈の人生を描く。
生後6日でスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、18歳で未亡人となりスコットランドへ帰国し王位に戻る。しかし当時のスコットランドは、隣国イングランドの女王エリザベスI世の強い影響下にあった。メアリーはイングランドの王位継承権を主張、エリザベスの権力を脅かす。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄されていく……。
<ここに注目!>
ふたりの女王の内面を表現したゴージャスなドレス
メアリーの激情を鮮烈に演じるのは『レディ・バード』(18)ほかで3度のアカデミー賞ノミネート経験のあるシアーシャ・ローナン。エリザベスの孤独を繊細に体現するのは、『アイ、トーニャ、史上最大のスキャンダル』(18)でやはりアカデミー賞にノミネートされたマーゴット・ロビー。メアリーとエリザベスといえば、あまりにもドラマチックなその関係性から、今なお私たちの知的好奇心をくすぐってやまない存在。“恋多き女”とも言われ続けたメアリー。一方、国家と結婚した“処女王”と呼ばれたエリザベスI世。愛や因縁、あらゆる感情渦巻く2人を演じたシアーシャとマーゴットは、対面シーンで「体が震えた」というから、その話を聞くだけでも対照的な女王の登場に胸が高鳴ります。
またヘアメイクやコスチュームデザインには、『エリザベス』(98)『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(07)を手がけたスタッフ陣が集結。メアリーは、センスの良い衣服装飾を好む美貌の女王としても知られていますが、彼女のたどる旅によって劇中衣装のカラーも変化しているそう。外見にコンプレックスがあったというエリザベスI世は豪華に着飾ることを好んだ女王。ドレスの刺繍ひとつとっても意味のあるものとなっているというから、衣装の細部まで目が離せません!
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
2019年3月15日公開
監督:ジョージー・ルーク
脚本:ボー・ウィリモン
出演:シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、ジョー・アルウィン、デビッド・テナント
公式サイト
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