Q.2018年10月から映画やドラマなど出演作が続いていますが、もともと役者に興味があったのでしょうか?
モデルを始めるまでは、「興味がある」という程度でした。でも、モデルから俳優に挑戦している先輩方をみていて「俳優という選択肢もあるな」という気持ちが徐々に芽生え、それが「演じるってどんな感じだろう」「やってみようかな」と変化していきました。最初は「自分にできるかな」と不安もありましたが、それよりも「やってみたい」という気持ちが徐々に強くなっていきました。
Q.前作では王子様、今作は執事、さらに朝ドラでも印象の違う役どころに挑戦していますが、今後演じてみたいのは?
狂気を感じる役をやってみたいです。映画『凶悪』を観たときに、「怖い」という強烈な印象が残りました。観た人にそう思わせる役にはとても興味があります。コメディ要素があるものも演じていて楽しかったので今は、いろいろなジャンルにチャレンジしていきたいです。
Q.『なつぞら』でもまた違った清原さんが観られそうですね。
とにかく子役の子たちがすごいんです。勝手に「(同じ役の幼少期を演じていた岡島遼太郎くんと)雰囲気が似ているかも」なんて思っています。ちゃんと引き継げたらと現在、絶賛撮影中です。
Q.では、最後の質問です。清原さんがGLAM(魅力的、キラキラしている、幸せ)と感じる瞬間はどんなときですか?
友達と会っているときです。一緒にお酒を飲んだり、ライブに行ったり「これがあればいい」と思う瞬間です。一人のときだと、湯船にお湯をはってしっかり浸かる。たまにしかやらないのですが、好きな匂いに包まれながら、音楽を聴く。たまにだからこそ感じる特別感がいいなと。音楽は僕のGLAMな瞬間に欠かせないものかもしれません。YouTubeなどで新しいミュージシャンを偶然見つける、そんな瞬間も好きです。曲が気に入ったら歌詞をチェックします。内容が理解できないと好きになれないんです。しっとり歌っていても感情がこもっている音楽が好きですね。
【プロフィール】
清原翔/1993年生まれ。神奈川県出身。身長185cm。2013年に『MEN’S NON-NO』(集英社)の専属モデルとなる。2016年にドラマ『レンタルの恋』で俳優デビュー。「ゼクシィ」や「日経電子版」のCMでも注目を集める。2018年10月クールでは、ドラマ『深夜のダメ恋図鑑』と『PRINCE OF LEGEND』に掛け持ちで出演。さらに月9ドラマ『SUITS/スーツ』や『忘却のサチコ』にはゲスト出演し話題に。2019年は劇場版『PRINCE OF LEGEND』に出演、WOWOWドラマ『虫籠の錠前』では初主演を果たす。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』以降も、映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)と出演作が続く。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金)より全国ロードショー
原作:高里椎奈『うちの執事が言うことには』(角川文庫刊)
監督:久万真路
出演:永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)ほか
配給:東映
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
公式サイト
上映スケジュール(シネマNAVI)
Photographer/ Masakazu Sugino Writer/ Shinobu Tanaka Editor/ Maki Kunikata
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