GLAM Editorial

【GLAMなオトコ】Vol.24 成田凌は奔放な女性が好き!? “解き放たれた高校時代”とは?

(C)2019「さよならくちびる」製作委員会

Q. 撮影では三重、大阪、新潟、北海道など、各地のライブハウスを巡ったそうですね。

土地によって、エキストラの方々やライブハウスの雰囲気がまったく違うんですよ。その中でもやっぱり、最後に行った函館は印象に残っています。最後のライブシーンの前、空き時間にふたり(小松と門脇)がギターをポロポロ弾きながら歌の練習をしていたんです。僕もそこに行って、3人で主題歌の「さよならくちびる」をあわせたときに、なんとも言えない喜びを感じました。ほかに誰も見ていない空間だし、特に言葉をかわすこともなく、なんとなく曲が始まっただけ。それでも1曲完成したときは感動しました。あれはよかったですね。

Q. 成田さんのこれまでの人生において、思い入れの強い曲はありますか?

メンズノンノモデルになることが決まったとき、高校の頃の友達がサプライズで集まって祝ってくれたことがあったんです。そのときに友達がRIP SLYMEとモンパチ(MONGOL800)の「Remember」という曲を歌っていて、そこからすごく好きになりました。

Q. ご友人の話が出ましたが、成田さんはどんな高校時代を送っていたのでしょうか。

はちゃめちゃでしたね(笑)。子供の頃から苦しい思いもしながらサッカーだけをやってきたので、高校3年生で部活を引退してからは、解き放たれちゃったんですよ。怖い先生からも解放されたし、専門学校に行くと決めていたから受験勉強をする必要もなくて。

放課後に「クラス全員で遊びに行こうぜ」と言ってジャスコへ行って、水風船を買って、みんなで土手で本気で遊んだり……。そうしたら台風が来てびしょ濡れになって、帰りにコンビニでガタガタ震えながらおでんを食べました(笑)。給食で出たうずらの卵を放課後まで絶対噛んではいけないという勝負もやったし。

今思うと本当にわけがわからないけど、当時の僕らは一生懸命だったんですよね。それまで味わえなかったバカみたいな青春を、高校3年生の下半期で取り返そうと必死だったんです。疲れるだろうからあの頃に戻りたいとは思わないけど、楽しかったですね。

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