GLAM Editorial

2018.10.03(Wed)

カナダの魅力を満喫。オタワ、トロント、ナイアガラの滝を巡る欲張り旅

■ナイアガラの滝とカナディアンワインで気分上々!

世界的な観光地ナイアガラの滝は、トロントから車で1時間半ほどの距離に位置しています。トロントから日帰りでも行くことができるとあって、チャーター車でナイアガラの滝へと向かいました。

ナイアガラの滝は観光地としての歴史も古く、19世紀の初頭にはナポレオン・ボナパルトの弟、ジェローム・ボナパルトが新婚旅行に訪れています。数々のアトラクションが用意されていますが、なかでも外せないのが、船で滝壺のすぐそばまで近づくことができる「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ(Hornblower Niagara Cruises)」です!

アメリカ滝の前を通過中のホーンブロワー号。

みんなおそろいの赤いポンチョを着て、いざ出発! スタート直後は滝の景色を眺めながら優雅にクルーズを満喫していましたが、滝に近づくにつれて滝しぶきの勢いも強くなり、想像以上にずぶ濡れに!

写真を撮ろうにも、目が開けられない状態。音も水しぶきも凄まじいのですが、それがまた楽しい! マイナスイオンを全身に浴びて、かなりリフレッシュできました。濡れてもOKなカメラや服装で挑むと、より楽しめると思います。

次に向かったのが、ナイアガラの滝を裏側から見ることができるという「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journey Behind the Falls) 」です。

滝を調査するために130年前に建設された地下通路を観光用に整備したもの。まずは滝の真横からナイアガラの滝を観察。水が流れ落ちる速さや力強い水量に圧倒されます。

その後は岩をくり抜いて作られたトンネルを進んで、滝の裏側へ。断崖に開けられた空間から滝が流れ落ちる様子を眺めることができます。

ナイアガラの滝の水は、水力発電にも使われており、水量はコントロールされているそうです。

最後は、ナイアガラの滝の空中散歩が楽しめる「ナイアガラヘリコプター(Niagara Helicopters)」へ。空からは、ナイアガラの滝を中心に広がる街と、その先に広がる大自然のコントラストが楽しめます。

地球上に急にぽっかりと開いた滝の大きさは、空から見るとより鮮明に分かるはず。

飛行中は日本語オーディオガイドでナイアガラの滝の歴史について説明してくれます。天候が悪いと飛行中止となるので、事前確認をお忘れなく。

ナイアガラ滝観光を終え、車を30分ほど走らせて向かったのがカナディアンワインの生産地、ナイアガラ・オン・ザ・レイクです。なんと、カナダで作られるワインの約85%がこの場所で作られているのだとか。周辺には50軒ほどのワイナリーが点在していて、ワイナリー巡りも人気だそう。

今回私たちが訪れたワイナリーは、「シャトー・デ・シャルム(Château des Charmes)」。ブルゴーニュ産のオーク樽を使い、フランスの伝統的な手法でワイン造りをしているワイナリーです。
「シャトー・デ・シャルム(Château des Charmes)」公式サイト

カナダでワインと聞くと「アイスワイン」を真っ先に思いうかべますが、それは、アイスワインが作られる地域が世界でも限られているため。-8度以下で自然に凍ったぶどうを、深夜から早朝にかけて人の手で収穫して作られています。そのため通常のワインに比べて値段は張りますが、それだけ希少なワインなのです。

アイスワインは、食後のデザートワインとして楽しむ他、シャンパンに少し加えたり、アイスクリームなどのスイーツにかけても美味しいのだとか。“シャンパン×アイスワイン”の組み合わせをワイナリーで試させてもらったのですが、なんとも華やかで美味しい! 次回のホームパーティでぜひ流行らせよう、と思いました。

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