全国的に猛暑が続き、大気の状態が不安定だった今年の夏。気温や気圧の大きな変化に体が付いていけず、体調を崩している人もいるでしょう。今回のコラムでは、そんな夏の疲れを癒やしてくれるアロマテラピーをご紹介します。
★夏の疲れを和らげる癒し効果が高いアロマ
アロマテラピーにはエッセンシャルオイル(精油)を使います。夏の疲れを和らげたいときは、癒し効果が高いラベンダー、ローズマリー、カモミール、ペパーミント、ユーカリ、レモングラス、ベルガモットなどがオススメです。自律神経のバランス調整、痛みの緩和、安眠など、効果は様々。あなたの症状に合うエッセンシャルオイルを選びましょう。
★外出先や自宅で手軽にアロマテラピーを楽しむ方法
外出先でアロマテラピーを楽しみたいときは、ハンカチやティッシュにお気に入りのエッセンシャルオイル(精油)を数滴垂らして持ち歩くのがオススメです。服の袖口に数滴垂らしておいて、一息つきたい時にそっと香りをかぐのもいいでしょう。自宅では、専用のアロマディフューザーやアロマポット、アロマキャンドルを使う方法があります。もっと手軽に楽しみたいときは、マグカップを使う方法がオススメです。マグカップにお湯を注ぎ、そこに好きな香りのエッセンシャルオイルを1、2滴垂らせばOK。湯気から漂ってくる香りを楽しみながら、ゆっくり深呼吸しましょう。また、就寝前に枕やアイピローにエッセンシャルオイル(精油)を垂らしておくと、安眠効果が期待できます。
★疲れた体を癒すアロマバス&アロママッサージ
入浴時、浴槽に数滴エッセンシャルオイルを垂らすと、リラックス効果が高まります。脚がむくみやすい人は、フットバス(足浴)をするのも良いでしょう。また、血行が良くなっているお風呂上がりにはアロママッサージがオススメです。まず、10mlのキャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドなど)に、ラベンダーとペパーミントなど好きなエッセンシャルオイルを1滴ずつ垂らしてマッサージオイルを作ります。それを適量両手に取ってのばしながら、頭皮、首、肩、ふくらはぎなど、もみほぐしたい部分をゆっくりマッサージしましょう。