
米TVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」などで知られる俳優のジョシュア・ジャクソン(Joshua Jackson, 37)が、舞台「Smart People」でオフブロードウェイデビューを飾ることが分かった。
ジョシュアはこれまでTV界を中心に仕事をしており、「FRINGE/フリンジ」やShowtimeの「アフェア 情事の行方」などに出演してきた。しかし米Variety誌によると、セカンド・ステージ劇場制作によるリディア・R・ダイヤモンド(Lydia R. Diamond)の演劇「Smart People」で初めてマンハッタンの舞台に立つという。
同作はバラク・オバマ(Barack Obama)氏が初めて米大統領選挙に勝利する前日を舞台に、もつれ合う4人のハーバード大学の学者の関係を描いている。ジョシュアは「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でも知られるマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)やアン・サン(Anne Son)、テッサ・トンプソン(Tessa Thompson)らと共演する。演出は2014年の「A Raisin in the Sun」でトニー賞を受賞したケニー・レオン(Kenny Leon)だ。
ジョシュアは以前、ロンドンのウェスト・エンドでデヴィッド・マメット(David Mamet)の舞台「A Life in the Theater」に出演したことはあるが、ブロードウェイは初めてとなる。
ジョシュアは今年、キャリアで新たな挑戦を重ねており、長年の恋人ダイアン・クルーガー(Diane Kruger)とは『Sky(原題)』で共演も果たしている。しかしダイアンは最近、私生活での関係がキャラクターの関係に影響を与えるのではと考え、ジョシュアとの共演に不安を感じていたと認めている。
「彼は役者だけど、私と一緒にタダ同然で出てくれる人を探していたの」とダイアンはエンターテイメント情報サイト「ET Online」で語っている。「『警官役をしたくない?』と言って探していたわ。彼との相性が良く見えるのが心配だったの。嫌い合うキャラクターだったから」
「でもトレーラーから現場に入ったら、大丈夫だと確信した。彼は3ヶ月前からヒゲを生やしていて、口ヒゲを残してそり落としたの。家に帰る前にそっておいてねと言ったわ!」
「Smart People」は同劇場のオフブロードウェイ専用スペースで1月26日からプレビュー公演をスタートし、2月11日に本公演が開幕する。
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