まつげを長く美しく見せることは、古くから女性の化粧法の大きな柱。セレブの美しさを過去100年支えてきたのも、これだと言える。ことに最近では、貼り付けるまつげストリップや、一本ずつ偽まつげを埋め込むエクステなど、その進歩は目を見張るものがある。
米人気歌姫のセレナ・ゴメス(Selena Gomez)は、特に後者の技術の大ファンだったことで知られていたが、最近はそうでもないようだ。
「まつげが全部ホンモノというわけではないけれど、ほとんどは自分の毛になってきた」と、セレナはInStyle誌英国版に対して微笑んだ。
「しばらく前にまつげエクステはやめたが、まだ少し前からのものが残っている」
まつげエクステに限らず、スタイルに対する考えが最近変わったというセレナ。スタイリストのケイト・ヤング(Kate Young)と一緒に仕事をするうちに、露出度の高い、セクシーな服ばかりがファッションでないと思うようになったそうだ。
「着心地の良い服に身を包みながら、それでも美しく見せる方法を学んでいるところよ」とセレナは語り、そういつも自分のことを美しいとばかり思っている訳ではないとつけ加えた。
「自分の姿に満足する時もあるが、お化粧する価値も自分にはないと思ったりする日もあるのよ。自分は16歳ぐらいに幼く見えるなぁ、と感じることがあって、これは嬉しくない。年上の男性とデートするのに不都合だもの」
一方、自分の身体ボディについては、セレナはいつもしっかり自信を持つことにしている。2014年に、少しふっくらっとした曲線を披露したビキニの写真が、意地悪なネット民に揶揄されたのに対して、セレナは新アルバム「Revival」のカバーに自分のヌード姿を載せることで反駁した。
「あんな批判をこれまで受けたことがなかったので心は傷ついたけれど、それで終わらせるわけにはいかない。『あなたたちの思うことなんて気にしない』と言いたかったのよ」
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