12月18日に全世界同時公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、旧三部作で演じたレイア王女のその後の姿を演じた米女優キャリー・フィッシャー(Carrie Fisher、59)。
旧三部作では、レイア王女の独特なバンズの髪型がアイコン的な人気を呼んだが、キャリー曰く、今作でレイアが画面で見せる髪型は、髪を巻くというものからは程遠いらしい。
「新しい髪型をちょっと披露出来るシーンもあるけれど、わたしの感想ではヒヒのお尻が思い浮かぶようなものなの」と、キャリーはThe Mirror紙に打ち明けている。それ以上は詳しく語らなかったキャリーなので、実際どういう髪型なのかは、映画の公開をひたすら待つしかない。
『スター・ウォーズ』シリーズ第1作の『スター・ウォーズ/新たなる希望』で初めてレイア姫を演じた後、キャリーは一種のセックスシンボルとしてもてはやされたが、そのことに本人は結果として苦しんできた。
「わたしは、自分の身体と友達とはいえない、難しい間柄にずっとある」とキャリーは語り、過食症で苦しんだこともあるのを率直に認める。
「自分の身体と打ち解けた感じがないの。最近では特に腕のあたりを無視し続けている。自分の見た目が好きだったことは、今まで一度もないわ」
しかし、キャリーは断固として美容整形手術は受けない。
「自分の見た目は崩れて年齢を感じさせるとは思うし、それが嫌なのだけれど、整形手術だけは受けない。変な形のエラをした魚のようになってしまいそうだもの」
23歳の時には薬物中毒に苦しみ、24歳の時には双極性障害と診断されたキャリー。自己嫌悪が最もひどかった時期には、電気けいれん療法も受けていたという。
「6週間ごとに、自分の脳の中でセメントのように固まった部分をふっ飛ばすつもりで、この治療を受けた」と、キャリーは振り返った。
2013年に入院した以降は、双極性障害とともに生きる人生を受けとめられるようになったというキャリー。
「ここのところは、割と調子がいいの。でも、この病気とはずっと一緒に生きてきた。この病気を持つ他のひとたちの中には、わたしよりもっと苦しんでいるひとたちがいることを知るのは大切だということを学んだ。世界で自分だけが変わっていると思い煮詰まって、自分を見失ってはいけないのよね」
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