『インヒアレント・ヴァイス』などで注目の女優キャサリン・ウォーターストン(Katherine Waterston)が、人気SFシリーズ『エイリアン』の前日譚となる新作映画に抜擢されたことが分かった。
米TVシリーズ「LAW & ORDER ロー&オーダー」のサム・ウォーターストン(Sam Waterston)の娘でもあるキャサリンは、役どころは不明だが『Alien: Covenant(原題)』に出演が決まった。同作では主演のマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)と『スティーブ・ジョブズ』に続いて共演を果たすと米Hollywood Reporter誌が伝えた。
リドリー・スコット(Ridley Scott)監督が1979年の第1作『エイリアン』、その前日譚となる2012年の『プロメテウス』に続いてメガホンをとる。
キャサリンにとって今年はキャリアで大きな飛躍を遂げた年となった。ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson)の『インヒアレント・ヴァイス』でブレイクした彼女はエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)との共演で『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品『Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)』にも出演が決まっている。
『Alien: Covenant』は『エイリアン』シリーズの新3部作の第1弾で、ストーリーは『エイリアン』が始まる時期と同じ時期に終わりを迎える。すべてが公開されれば、ストーリーに疑問を持つ余地はなくなるとスコット監督は自信をみせている。
「とても複雑なストーリーだ」と監督は豪シドニーで開かれた記者会見で語った。「『プロメテウス1』でやったことの進化版と言える」
『Alien: Covenant』は2017年10月の公開が予定されている。
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