『ヘルボーイ』シリーズなどで知られる女優のセルマ・ブレア(Selma Blair, 44)が3日、ガソリンスタンドで給油した後、ノズルを給油口に差したまま走り出してしまい、ポンプを壊したエピソードを披露し、その「最悪な日」はずっと泣き通したと打ち明けた。うっかりミスでスタンドに大きな損害を与えてしまったことにすっかり困惑し、ファンの励ましの声になぐさめを見出そうとInstagramで災難を報告した。
スタンドでの大失敗から数時間後、セルマは泣いている顔の写真を投稿し、こうキャプションを添えた。「さてさて…。まだ頭がズキズキする。ノズルが差し込まれたままガソリンスタンドから出ようとしたの。毛皮を着ているからって非難されたことはあるけれど、あれはテディベアの毛だったからおかしな話だわ。そしたら今度はポンプの修理で500ドル(約5万6,000円)以上も弁償した。こんなうっかりミスをしてすごく気まずい。その後で(コーヒーショップに寄って)バリスタに注文したら号泣して、他のお客さんにも迷惑をかけたわ。今も涙が止まらない。それに輪をかけて、ドッグフードやエクセドリン(鎮痛解熱剤)も切らしてる。誰か私に、こんな一日でもいつかは過去のことになるって言ってくれない?」
長男アーサー(Arthur, 5)君の母でもあるセルマはこの1年で気まずい瞬間を何度も経験している。6月にはメキシコでカンクーン発のデルタ航空の飛行機に搭乗した際は、機内で自分の「陰部を燃やした」犯人がいると意味不明なことをわめき出し、病院へ搬送された。
セルマはその後、処方薬とアルコールを混ぜたドリンクを飲んだことで奇妙な行動に走ってしまったと打ち明けたが、「気まずい」騒動のおかげで良い教訓を学んだと話した。
「完全に回復したわ」と彼女は昨年12月、米People誌とのインタビューで語っている。「すごく恥をかいたわ。起きてほしくないような瞬間が訪れることは誰にでもあるし、それを乗り越えて折り合いをつけ、より良い人間になるためにどんな努力でもするものよ」
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