米シンガーソングライターのジョン・レジェンド(John Legend, 38)は、アルバムの制作時にセールスを気にして自分にプレッシャーをかけたりしないようにしている。
グラミー賞10冠に加えオスカーも受賞しているジョンは、昨年12月に5枚目のアルバム「Darkness and Light」をリリースした。このアルバムはニュージーランドでは1位になったが、英およびジョンの故郷の米国ではR&Bのチャートでは健闘したものの、全体のチャートではトップ10入りはできなかった。
「すべてのアルバムや曲でみんながハッピーになれるわけないさ。でも、僕が曲をリリースするときは、ファンの人たちが気に入ってくれる、あるいは少なくともその可能性はあるという自信を持ってリリースしているんだ」とジョンはFault誌に語った。「『Darkness and Light』には驚くほどの反響が寄せられているんだ。今までで一番評価されたアルバムだね」
「このアルバムが完成するあたりから、たくさんの友人たちが僕の最高のアルバムだと感じてくれたみたいで、僕も同じように感じていたから、リスナーの人たちがアルバムを聞いてどう感じてくれたかについて神経質になることなく、むしろ興奮したね。僕は数字やチャートをあまり詳しく追いかけたりはしないんだ。大事なのはリスナーから愛されることで、そういう声は届いているからね」
このアルバムではチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)やミゲル(Miguel)などの有名ミュージシャンとのコラボが特徴的だ。
アルバムをリリースした際、ジョンはエマ・ストーン(Emma Stone)とライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)と共演したオスカー受賞作品『ラ・ラ・ランド』のプロモーションも重なり忙しい日々を送っていた。
「大好きさ。作品の一部になることができて本当に嬉しかった」とこの映画の撮影について語ったジョン。「ライアンと仕事するのは好きさ。エマと一緒のシーンはあまりなかったけど、素晴らしい女優だしこの作品でもいい仕事をしていたね。多くの人にとって意義のある特別な映画の一部になることができて、本当に素晴らしい体験だった」
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