不倫に関するニュースがここ数年間、ワイドショーを席巻していますが、芸能界でこれほど不倫が営まれているということは、私達一般人の世界でも一般化されている、と言うことができます。それでは、なぜ人は不倫を止めらず依存してしまうのでしょうか。実は不倫に依存する心理には男女差があるのを御存知でしたか。
今回は、不倫に依存する心理の男女差について、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
不倫に依存する男女差①:家庭内の居場所
男女平等が叫ばれて久しく、共働き世帯が増えましたが、それでも“家庭”という居場所は女性優位と言えます。(男性の家事育児の参加時間の低さ、依然として男性の長時間労働の常態化、など様々な要因がありますが…)
家にいることに疎外感を覚え、退社後も外で時間を潰すことが一般的になり、暇つぶしのために不倫をしてしまう男性は少なくなくありません。ここ最近、家に帰らずフラフラするビジネスパーソン“フラリーマン”という言葉を耳にしますが、夫をフラリーマンにしてしまうと、どんどん不倫相手との時間にのめりこみ、不倫に依存してしまうリスクを高めてしまうでしょう。
ちなみに、女性側がバリバリ働いている場合も同様に、女性側がフラリーマン(フラリーウーマン?)になり、不倫に依存することもあるので覚えておいてください。
不倫に依存する男女差②:性行為の満足度
性行為の満足度も不倫に依存ずる男女差に影響します。
もちろん、性行為に対する不満が積み重なってしまい、それを解消するために不倫相手を求めることに、男女差は特にありません。
ただ、男性の場合、レスによって「性行為がしたい!」といった単純な快楽を求めて不倫に依存しますが、女性の場合、「愛を感じたい」「イチャイチャしたい」といった、“レスでは無いけど性行為の内容に満足していない”といった理由から不倫に依存します。
よく女性の口から耳にする「AVみたいな性行為をやらされてしんどい」といったような不満が、不倫に依存させてしまうわけです。簡単にまとめると、男性は量、女性は質、と言って良いでしょう。
不倫に依存する男女差③:癒しor刺激を求めている
上記したように、未だに男性が外に働き女性が家庭内を守る、というスタイルは根強いです。そのため、外で働く男性は仕事のストレスから解放されたいがために、癒しを不倫相手に求めがち。一方、女性は変わり映えのしない家事や育児に退屈してしまい、刺激を不倫相手に求めようとします。
この依存する心理からわかるように、パートナーを不倫させないためには、男性側は妻に刺激的な時間を送ってあげる、女性側は夫を癒してあげる、といった配慮が必要になるでしょう。
まとめ
もちろん、ここに記した理由はあくまで傾向であり、不倫に依存するのは個人差、その個人が置かれている環境の要因が強いです。ただ、この男女差を知っておくと、パートナーに不倫をされるリスク、自分が不倫をするリスクを減らせるのでチェックしておきましょう。