北欧発祥のインテリアブランド「BoConcept(ボーコンセプト)」の70周年を記念した新商品発表会が、9月6日に開催されました。
今回の発表会にあわせてディレクターのクラウス・ディトゥレヴ・ジェンセンさんとデザイナーのモートン・ゲオーセンさんも来日。ゲストにタレントやナレーターとして活躍するクリス・ペプラーさんを迎え、ボーコンセプトのデザインや今年のトレンドについて語るスペシャルトークショーも行われました。
ボーコンセプトが具現化する「ヒュッゲ」とは
60か国以上に300店舗以上を展開するボーコンセプトが誕生したのは、北欧・デンマーク。寒さが厳しい北欧地域では、必然的に家で過ごす時間が長くなります。そんな環境でも快適に暮らすために重視されている概念が「Hygge(ヒュッゲ)」です。
「自宅などで過ごす穏やかな時間をゆっくり過ごす際の、穏やかな心情や居心地のいい状態」を差す「ヒュッゲ」を、ボーコンセプトはデザインで具現化しています。
ディレクターのクラウスさんは「無駄を削ぎ落として本質を追求するミニマムなデザイン
は、日本の住環境にも親和性が高いと考えています。機能性の高さを重視しながら、インテリアとしての美しさも決して妥協しません」と話していました。
ボーコンセプトが目指すのは、ただ見た目が美しいだけではなく、生活に寄り添う機能美を持った製品です。部屋の雰囲気やニーズにマッチした理想のインテリアを実現するために、120種類以上の素材を取り揃え、多彩なカスタマイズに対応しています。
2022AWコレクションのテーマは「Nature:自然」
2022AWコレクションは、今年のトレンドである「自然」「タイムレスなデザイン」「機能美」をテーマに展開。リラックスムードを高めるアースカラーや肌触りのいい上質な素材、生活の質を高める機能性を兼ね備えたインテリアで、ヒュッゲな空間を演出します。
ボーコンセプトで多くのデザインを手掛けるデザイナーのモートンさんは、日本からインスピレーションを得てデザインすることも多いそうです。
モートンさんの「日本の都心のような限られた空間でも機能性とリラックス感を両立する、ヒュッゲで美しいチェアをつくりたい」という考えから誕生したのが、新製品のひとつである『PRINCETON チェア』です。
どんな家にもフィットするシンプルで洗練されたデザイン。コンパクトなサイズですが、なめらかで美しいラインと包み込まれるようなフォルムが、おうちでのリラックスタイムを格上げします。
実際に座ってみたクリスさんも、座り心地の良さに衝撃を受け「今日はもう、ここでトークします」と言ってしまうほど。人間工学に基づいて設計された機能性の高さも大きな魅力です。
シームレス・デザインで生活に溶け込むホームオフィス
テレワークを採用する企業が増えている背景を受けて、ホームオフィスのジャンルでも新商品が発表されました。ボーコンセプトのホームオフィス製品はダイニングやリビングなど、家中のどこにあっても違和感のないシームレスなデザインが特徴です。
ビジネスシーンにおける機能性はもちろん、インテリアと調和するデザイン性も重視しています。発表会後のストアツアーでは、『ASTI オフィスデスク』にダイニングチェアの『HAMILTON チェア』を合わせてディスプレイされていました。
絶妙なグレージュカラーと、無駄のないシンプルなデザイン。洗練されたスタイリッシュなホームオフィスなら、楽しく仕事ができそうですね。
ボーコンセプト2022AWコレクションはこちら
ボーコンセプトは、存在感がありながら主張しすぎないデザインで空間に寄り添います。
家で過ごす時間が増え、住環境へ投資する方も増えている昨今。ヒュッゲなインテリアで、上質で快適なおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。