子連れの海外旅行は、家族にとって一生忘れることのない思い出になります。子連れで海外旅行するにあたっては、お子さんに大きな負担をかけないようには、飛行機の時間が短く時差があまりない海外を選ぶのがポイントです。
この記事では、子連れにおすすめの海外旅行先を10個紹介します。子連れで海外旅行しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
①グアム(アメリカ)
グアムは、日本人の子連れファミリーから屈指の人気を誇る南国リゾートです。子連れファミリーから高い人気を誇る理由は、日本から約3時間半で行くことができ、時差もたったの1時間しかないことです。
また、グアムの治安は比較的よく、安全に海外旅行を楽しめます。このように、安心して気軽に行ける海外リゾートなので、実際にグアムには小さな子どもを連れた家族が多くいますよ♪
グアムのビーチもまた、子連れにおすすめの環境が整っています。グアムでもっとも有名な公共ビーチ・タモンビーチは遠浅で波が穏やかで、小さな子どもでも泳ぎやすくなっています。
また、ミクロネシア唯一の海中展望塔である「フィッシュアイマリンパーク」では、グアムの美しい海洋生物を間近で見ることができ、子どもにも人気のスポットです。
▲フィッシュアイマリンパーク
子連れファミリーに人気のグアムだからこそ、ほかにもウォーターパークや遊園地など子どもにうれしい施設が充実しています。子連れファミリーで南国リゾートに行きたい方は、グアムがもっともおすすめです!
参考:グアム旅行は子連れにぴったり!おすすめホテルや観光スポット、注意点も
②オーストラリア
手つかずの自然が広がる、雄大なオーストラリア。日本人観光客から人気の高いオーストラリアは、都市部を中心に比較的治安がよいこともあり、子連れファミリーが多く訪れる海外旅行先です。
オーストラリアでは、家族の趣味嗜好に合わせて、多彩な遊び方ができます。オーストラリア屈指のリゾート地・ゴールドコーストでのんびりとしたリゾートライフを送るのもよし、シドニーで都市部らしい観光を楽しむのもおすすめです。
日本との時差も1~2時間で、主要都市には直行便も出ており、オーストラリアは子連れファミリーにとって魅力的な海外旅行先です。
③台湾
日本から近く、気軽に旅行できる台湾。日本から3時間半~4時間で行くことができ、時差もたったの1時間です。治安が比較的よく、小さな子どもを連れたファミリーでも旅行しやすい海外の1つです。
台湾には魅力的な観光地が多く、子どもと一緒に楽しめるスポットも豊富!展望台のある88階まで高速エレベーターに乗って37秒で到達する「台北101」や、千と千尋の神隠しの舞台にもなったレトロな雰囲気が漂う「九份」などは、子どもも興奮すること間違いなしです!
台湾と言えば、種類豊富な台湾グルメも魅力的!台湾一有名な夜市・士林夜市では、小龍包や魯肉飯(ルーロウファン)などの台湾グルメを味わえるほか、射的やエビ釣りなどのゲームもあり、子どもと一緒に楽しめます。
観光やグルメなど、一緒に多彩な遊び方ができる台湾へ、ぜひ子どもと一緒に旅行してみてください♪
④韓国
日本からもっとも近い海外の韓国。飛行時間は1時間20分~2時間20分で、国内旅行のような感覚で渡航できるため、子連れファミリーにもかなり旅行しやすいのが韓国の魅力です♪さらに、時差もないため、子どもに時差ぼけによる負担がかかりません。
子連れにおすすめのスポットは、ソウルにあるエンターテインメント施設「ロッテワールド」。ファミリー向けから絶叫マシンまでアトラクションが揃っており、子どもから大人まで楽しめる施設です。子どもと一緒に、朝から夜まで楽しめること間違いありません♪
「韓国料理は辛くて子どもは食べられない……」と思っている方がいるかもしれませんが、中には小さな子どもでも食べられる韓国料理があります。「プルコギ」や、日本で言ううどんのような「カルグクス」、辛くない「冷麺」など、子どもと一緒に食べられる韓国料理も多くあります。
キッズメニューを出しているレストランもあるので、事前にしっかり調査すれば、大人も子どもも一緒においしい韓国料理を堪能できますよ♪
「子どもと海外旅行したいけど、飛行時間はなるべく短くしたい」という方には、韓国がもっともおすすめです!
⑤シンガポール
多民族国家として知られるシンガポールは、近年めざましい経済発展を続けており、観光に訪れる方も多くいます。比較的治安がよい場所でもあり、直行便で約7時間でアクセスでき、加えて時差もたったの1時間であることから、子連れで訪れる方も多くいます。
シンガポールと言えば、やはりホテルの「マリーナベイサンズ」が有名です。マリーナベイサンズはシンガポールを代表する高級リゾートホテルで、世界最大の屋上インフィニティプールを備えています。
インフィニティプールで子どもと遊ぶのはもちろん、マリーナベイサンズに隣接するショッピングモールの「ザ・ショップス・アット・マリーナベイ・サンズ」や、近郊には未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」などがあり、子どもと訪れられるスポットが多くあります。
多様な民族が集まるシンガポールなだけあって、レストランの種類も豊富で、子どもと一緒に食べられるお店を見つけるのも容易です。このように、子どもと旅行しやすい環境が整っているシンガポールに、家族で訪れてみるのはいかがでしょうか♪
⑥サイパン
サイパンは、アメリカ自治領の北マリアナ諸島の中で、もっとも大きい島です。グアムから飛行機で約45分で行ける距離にあり、日本から直行便で約3時間半で行けることから、子連れファミリーもアクセスしやすい南国リゾートの1つです。
サイパンにはハワイやグアムのような喧噪はありませんが、その分自然が豊かなのが特徴。抜群の透明度の高さと白い砂浜がすてきな無人島「マニャガハ島」や、観光地やホテルに近くもっとも有名なビーチ「マイクロ・ビーチ」などでは、荘厳な自然の中でゆったりとした時間を過ごせます。
子どもの時期に、自然と触れあうことは非常に大切です。「自然豊かな場所に旅行したい」「子どもと海外旅行したいけど、うるさい場所は苦手」という方は、ゆっくりとした時間が流れる南国リゾート・サイパンがおすすめです。
参考:【グアムVSサイパン】旅行ならどっちがおすすめ?共通点や違いを解説!
⑦タイ
「微笑みの国」と言われるタイは、ホスピタリティが高く、子連れファミリーにも旅行しやすい国の1つです。タイでは世界遺産巡りやリゾートライフ、食事など、多彩な遊び方ができます。
活力的に海外旅行を楽しみたい方には、首都バンコクがおすすめ!3大寺院の1つである「ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)」を観光したり、「カオサン通り」で屋台ご飯を堪能したり、「アジア・ティーク・ザ・リバーフロント」でショッピングを楽しんだりと、趣味嗜好に合わせて幅広い楽しみ方ができるのがバンコクの魅力です。
ゆったりとしたリゾートライフを送りたい方は、バンコクから南東へ約160kmの場所にあるパタヤもおすすめ!パタヤはアジアを代表するリゾート地で、世界中から観光客が押し寄せます。
マリンアクティビティのほかに、タヤ・パーク・タワーでは地上170mの展望台からワイヤーを使って地上まで降りるエキサイティングなアトラクションなど、子ども大人も楽しめるレジャーが多く揃っています。
世界中から人気を集めるタイに、ぜひ子連れ家族で行ってみてはいかがでしょうか♪
⑧バリ島(インドネシア)
バリ島はインドネシア共和国に属する島で、アジアでも屈指のリゾート地として人気を誇っています。子どもに寛容なバリ島は、子連れファミリーにもおすすめの海外旅行先です。
バリ島では、やはりリゾートライフを楽しみたいもの。子連れには、公共ビーチのゲゲール・ビーチがおすすめです。やや小さなビーチであるものの、透明度が高く、波が穏やかで泳ぎやすくなっています。さらに、近くにはレストランもあるので、子どもがお腹を空かせた時にすぐに食事を取ることができます。
バリ島はビーチだけではありません。クタ地区にある3.8ヘクタールの巨大なウォーターパーク「ウォーターボム」では、21種類のスライダーや子ども用のスライダーなどがあり、大人から子どもまで1日楽しめます。
子どもと大人が一緒に楽しめる場所がバリ島に多く、子連れファミリーにぴったりの海外です♪
⑨クアラルンプール(マレーシア)
クアラルンプールは、幅広い民族が共存し、モダンとレトロが混ざりあうマレーシアの首都です。クアラルンプールまで日本から直行便が出ており、飛行時間は7~8時間ほど。時差もたったの1時間なので、子どもと旅行しやすいのがうれしい点です。
触れあい型の動物園「ファーム イン ザ シティ」や、約90メートルもの水中トンネルがある水族館「KLCC水族館」など、クアラルンプールには子どもと一緒に楽しめる施設が多くあります。クアラルンプールの象徴とも言えるツインタワー「ペトロナスツインタワー」の展望台に上って、子どもと一緒に壮大な景色を見るのもおすすめですよ♪
何より、クアラルンプールのホテルは安く、5つ星ホテルでも比較的安価で宿泊できます。子どもと一緒に優雅なホテルライフを送りたい方は、クアラルンプールがおすすめです。
⑩ハワイ(アメリカ)
ハワイは、日本人観光客に屈指の人気を誇るリゾート地です。人気リゾート地のハワイには、大人から子どもまで楽しめる場所が多くあります。
ハワイには多くのビーチがありますが、子連れには「クヒオビーチ」がおすすめ!クヒオビーチはワイキキビーチの中の1つで、防波堤があるため波が穏やかで、小さな子どもも泳ぎやすくなっています。また、マリンアクティビティやホノルル動物園など、大人と子どもが一緒に楽しめる施設やレジャーが多く、子どもが飽きることはないでしょう。
子連れファミリーに人気のハワイですが、注意したいのが「飛行時間の長さ」と「時差」です。行きの飛行時間は約7~8時間半、帰りの飛行時間は約8時間半~10時間で、時差は19時間です。特に小さな子どもには移動と時差ぼけで大きな負担がかかるため、配慮が欠かせません。
子連れ家族でリゾート地に行きたい方は、日本から約3時間半で行くことができ、時差もたったの1時間のグアムも検討してみてください♪
参考:ハワイとグアムの違いは日本からの距離だけじゃない!旅費や魅力を徹底比較
まとめ:子連れで海外旅行を楽しもう♪
子連れは普通の海外旅行と比べても配慮することが多くありますが、飛行時間の短さや時差の小ささ、治安面で優れた海外を選べば、快適に海外旅行を楽しめます。
この記事では、小さな子どもを連れた家族でも旅行しやすい海外を10個紹介しました。ぜひ、この記事を参考にして、子連れで海外旅行を楽しんでみてくださいね!