12月3日、YOASOBIが韓国の人気音楽番組『THE SHOW』(SBS M、SBS FiL)に出演し、生放送でパフォーマンスを披露しました。
出演中、ボーカル・ikura(24)とコンポーザー・Ayase(30)は大ヒット曲『アイドル』と、最新リリースの『New me』の2曲を熱唱。韓国の観客を大いに盛り上げました。
パフォーマンス前の紹介映像や、番組公式SNSに投稿された写真には、Ayaseのタトゥーを隠すための徹底した配慮が見られました。
写真では彼の両腕にモザイクがかけられ、首元の肌も加工処理されていた痕跡が確認できます。
また、パフォーマンス時の衣装も長袖ニットと首を覆うインナーで構成され、タトゥーが完全に見えないよう工夫されていました。
この対応について、韓国のテレビ業界の規定が影響していることが明らかにされています。
韓国ではタトゥーの印象が日本と似ており、一般的に公共の場では否定的に捉えられることが多いです。韓国の主要テレビ局では、未成年への影響を考慮してタトゥーを放送しないよう厳しいガイドラインが設定されています。
芸能人やアーティストが出演する際には、撮影角度や衣装、メイクでタトゥーを隠す対応が取られることが一般的です。
こうした文化的背景から、YOASOBIの出演時にも同様の配慮がなされたと考えられます。
YOASOBIは11月30日に韓国で開催された音楽授賞式「MMA2024(Melon Music Awards)」で「J-POP FAVORITE ARTIST」に選ばれ、12月7日と8日にはアジアツアー「YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 “超現実|cho-genjitsu”」の韓国公演も予定されています。
タトゥー文化の違いを乗り越えながら、世界中の観客を魅了し続けるYOASOBI。今後の活躍にも期待が寄せられています。