歌手のGACKTが19日、自身のXを更新し、大麻に関する法改正についての見解を示した。
12月12日から施行された改正法により、大麻使用が新たに「罪」として規定された。
これにより、大麻の不正所持や譲渡に加え、使用も麻薬取締法違反として7年以下の懲役が科される可能性がある。
一方で、医療用途では安全性と有効性が確認された医薬品に限り活用が認められる。
GACKTはこの法改正について、「アメリカとは異なる方向に進む日本だが、今回の法律強化は『ダメなものはダメ』と、日本のルールがさらに明確化されただけだ」と意見を述べた。
また、「国が異なればルールも常識も違う」とし、日本と海外の文化や規範の違いを例に挙げた。
「日本の『器を持って食事をする』という礼儀は、多くの海外では『非常識』とみなされることもある。
逆に、海外で許されることが日本では許されないのも当然だ」と指摘。
そして、「どこにいても、その国のルールや礼儀を尊重することが大切だ。『やっちゃいけないことはやるな』という、子どもでも分かるシンプルな話だ」と強調した。
さらに、「日本人の多くが世界の常識を知らず、外国人も日本の常識を理解していないことが多い」と現状を憂慮し、「だからこそ、ガイドラインの整備が必要だ。これがあやふやだと混乱や問題を招く」と提言した。
最後に、「鎖国して自国だけで成り立つ道を模索するのも一つの手かもしれない」とユニークな視点を披露。「今の時代、それは不可能に近いが。ちなみに、ボクは鎖国賛成派。オマエはどうだ?」と問いかけ、ファンに考えを促していた。
12月12日から大麻の”使用”も罪になる。
— GACKT (@GACKT) December 19, 2024
アメリカとは異なる方向に進む日本。だが、今回の法律強化は「ダメなものはダメ」とさらに日本のルールが明確化されただけの話だ。
国が違えばルールも違い、常識も異なる。…