歌手の倖田來未が、21日放送の日本テレビ系「with MUSIC」(土曜後7:56)に出演。
デビュー直後、ライブで事務所の先輩である浜崎あゆみのパフォーマンスを真似した結果、大失敗したエピソードを明かした。
デビュー当時、倖田は勉強のために有名アーティストのライブを観に行き、特に浜崎あゆみのMCが印象に残っていたという。浜崎の「アリーナ!」という掛け声で観客を盛り上げるスタイルを学び、「これが成功の鍵」と感じた倖田は、事務所のオープニングアクトに抜てきされた際、自身も開口一番で「アリーナ!」と叫んだ。
しかし、無名だった倖田に会場は無反応。
その場の空気が一気に冷え込み、倖田は大きなショックを受けた。その後、事務所から「偉そうに見える」「知らない人がやると上から目線になる」と指摘され、4年間もMCを禁止されることになった。
「“倖田來未です。次の曲聴いてください”しか言ったらあかんで」と厳しく指導された当時を振り返り、倖田は「先輩がやっていたのをそのまま学んで実践しただけだったけど、今思えばお客さんに倖田のことをまず知ってもらう努力が必要だった」と語った。
この話に、共演の歌手・GACKTは「もう少し真似を徹底してやり切ったら、うまくいったかもね」と冗談交じりにコメント。倖田は苦笑しつつ、「本当に良い勉強になった」と、当時の経験がその後の成長に繋がったことを明かしていた。