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30代の私は、今年中に結婚するはずだった相手と別れてしまいました。
口約束とはいえ、お互いの実家へ挨拶に行き、同棲もスタートしていたため、気持ちの整理がつかずにいます。
いま振り返ると、すべてが崩れ始めたのは“私の病気”を彼に伝えたときからでした。
病気を受け入れてくれたはずの彼の変心
私の病気は日常生活に支障はないものの、出産を望む場合にはリスクが伴うと診断されています。
彼に話した当初は「そんなの別れる理由にならない」と言ってくれたので、私たちは順調に結婚に向けて動き始めました。
ところが同棲を始めて半年ほど経ったある日、彼は突然「やっぱり怖くなった」と言い残し、家を出て行ったのです。
“無責任な人だと分かって良かった”――周囲の言葉が胸に刺さる
あまりの急展開に浮気を疑いましたが、彼が「本当は結婚したかった」と両親へメールしていた形跡もあり、嘘ではなさそう。
友人は「結婚前に彼の無責任さが分かって良かったじゃん」と励ましてくれますが、私の頭には「もし病気を話さなければ?」「健康だったら?」と後悔する言葉ばかりが渦巻きます。
年齢を考えると「もう新しい出会いなんてないかも」と思うと、怖さで胸が締めつけられます。
孤独と不安を抱えながら、もう一度立ち上がるために
確かに彼の態度は無責任かもしれません。
でも、病気とそれに伴うリスクを伝えることは、結婚を考える上で避けては通れない大切な話。
自分を責めすぎず、これからをどう生きるかを見つめ直す時期なのかもしれません。
もし同じような失恋を経験して今は幸せを掴んでいる人がいるなら、その体験談を糧にしたい――そう願いながら、私は一歩ずつ前へ進もうと思います。
時間はかかるかもしれないけれど、きっとまた笑顔になれる日が来ると信じて。