人気急上昇中の豪ラッパー、イギー・アゼリア(Iggy Azalea, 24)のセックスビデオが存在するとメディアを騒がせていることについて、イギー自身が11日、Twitterで事実無根と否定した。米AVメーカーのヴィヴィッド・エンターテイメントが入手したとみられるビデオにイギーが映っているとメディアが伝えているが、彼女は怒りを込めて反論している。
またイギーはこの機会にセックスビデオを売買する人々を批判し、性犯罪者と同じだと切って捨てた。
Twitterに投稿した長めのメッセージで、イギーは次のように怒りを表明している。「今日のニュースはもちろん知ってる。私が言いたいのは…」
「セックスビデオなんて存在しないけど、念のために言っておくわ。誰かの親密な時間をその人たちの意志に反して公開したり、お金をもうけようとしたりする人たちは性犯罪者だわ」
イギーはそうしたビデオが存在するとメディアがこぞって報じることで世間で注目が集まることにもウンザリしていると話している。美人ラッパーとして知られる彼女は、今回の騒ぎでプライバシーに関する法律が変わるきっかけになればとつけ加えた。
「メディアがこういう人たちを助長させているのを見ると、正直吐き気がしてくる。女性を守る行動を起こすべきだわ」とイギーがつぶやいた。「アメリカがヨーロッパにならって、みんなのプライバシーと基本的人権を守れるように法律を変えるべきだと強く願う」
ひとしきり怒りをぶちまけると、イギーは明らかに気を取り直したらしく、次の言葉で締めくくっている。「それについて言えば、ネイルをやってもらいに出かけてくるわ」
ヴィヴィッド・エンターテイメントの創設者スティーヴン・ハーシュ(Steven Hirsch)は同日声明を出し、イギーとボーイフレンドのニック・ヤング(Nick Young)のセックスビデオを入手したとコメントした。
「彼女のセックスビデオには大変な需要があると確信している」とハーシュは声明で語った。「イギーはすばらしい才能を証明している。当社はビデオを適正評価中で、その評価に満足すれば、間違いなくビデオの公開契約を結ぶつもりだ」
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