石原 有起
2014.11.04(Tue)
熱めのシャワーがカサカサ肌の要因に! バスタイム後のケアで潤いを閉じ込めて
この時季、急激に感じだすのが、お肌の乾燥! 実は乾燥は、“すべての肌の悩みの素”と言われるくらい、肌の老けやトラブルに大きく関わっているもの。しかも恐ろしいことに、お肌の乾燥は、気温や湿度の変化だけでなく、日常生活でも招いてしまうことがあるのです。
秋の深まりから冬の訪れに肌の変化を感じ、いつもより丁寧なスキンケアを始めた人もいることでしょう。しかし、ここで盲点なのは、スキンケアを行う際、肌が「まだ準備できていない」場合があるのです。
肌の乾燥を進ませてしまう要因のひとつが、バスタイム時に“シャワーのお湯で肌を乾燥させてしまうこと”。「肌の乾燥が気になる」と自覚がある方でさえ、顔を洗う時だけでなく、髪を洗うときにも顔にかかり続けている熱めのシャワーについては、意外と気にされている方は少ないのでは?
熱めのお湯で洗顔してしまうと、肌に必要な油分までがどんどん奪われていき、肌の“つっぱり”の原因に。気づけばインナードライ肌になってしまう可能性が。
とはいえ、秋冬に一滴も熱いお湯を使わないというのは不可能ですし、お風呂ではリラックスしたいもの。だからこそ、その後のスキンケアは浸透力の高いものを使うのがベスト!
とろみのあるテクスチャーでありながら、軽やかな使い心地で肌にスーッとなじんで潤いとハリを与えてくれるものが重宝します。季節の変わり目にゴワゴワになりがちな、不安定な肌を救ってくれるスキンケアを使いましょう。私は、化粧水から乳液、美容液と全ての過程において、顔全体にのばした後は、肌を上から押さえるようにハンドプレスで浸透させてから次のステップへ進んでいます。
浸透力の高い乳液、美容液であれば、肌にたたきこんだり摩擦をすることなく、なじませるだけでグングン奥まで潤いを届けてくれるので、激しい乾燥によって敏感に傾いているお肌も優しくケアできるはず。
毎夜、ゆったりと「ふ~、今日もお疲れさまでした~」と、語りかけるようにスキンケアアイテムを肌になじませることは、肌のハリアップにはもちろん、心にも効果的ですよ。
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