『ホビット 決戦のゆくえ』の公開が控えるエヴァンジェリン・リリー（Evangeline Lilly, 35）は、パートナーのノーマン・カリ（Norman Kali）との間に生まれたカヘキリ（Kahekili）君の子育てをしながら女優として活躍し、忙しい日々を送っている。しかし彼女にとって最も大事なのは家族であり、もっと子どもを産みたいと思っている。
「子どもを6人育てられるなら、養子を考えてもいいわ」と彼女はカナダのFashion誌で語っている。
エヴァンジェリンは米人気TVシリーズ「LOST」で演じたケイト・オースティン役で最も知られている。他にも多くのキャラクターを演じてきたが、今までで一番気に入っている役割は母親のようだ。
「女性ははだしで、妊娠して、台所にいればいいという古くさいメンタリティがある」とエヴァンジェリンが語っている。「そういう言葉を聞くと、『それもステキ』と思うの。でも別に否定的な意味で言っているわけじゃない」
そんなエヴァンジェリンはパパラッチに追いかけ回されずに済み、ハリウッドのパーティーシーンで目撃されることもほとんどない。その理由は自分の最終目標をしっかり見据えているからだとほのめかした。
「私は楽観主義者なの」とエヴァンジェリンは同誌で明かした。「チャンスがやってきて、人生でより大きな目標に近づけると思えたら、つかまないわけにはいかない。今から5年後にどんな自分になりたいかを想像すると、役者としてならそれを実現できると信じているわ。他の夢を実現するための手段なの」
エヴァンジェリンの最新作はマーベルヒーロー映画『Ant-Man（原題）』で、ホープ・ヴァン・ダイン役を演じる。主役のアントマンはポール・ラッド（Paul Rudd）が扮している。
オフのときのエヴァンジェリンは、「LOST」が撮影されたハワイで家族とともに暮らしている。
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