俳優のチャニング・テイタム(Channing Tatum, 34)が、『マジック・マイク』の続編『Magic Mike XXL(原題)』はストリッパーを描いた壮大な冒険の旅になると豪語している。
その肉体美で知られるチャニングは、第1作が公開されてから3年後の2015年に公開される続編でストリッパーのマイクを再演する。
チャニングに加え、ジョー・マンガニエロ(Joe Manganiello)、マット・ボマー(Matt Bomer)、アダム・ロドリゲス(Adam Rodriguez)といった前作の共演者らは現在、撮影にのぞんでおり、現場の写真をソーシャルメディアで公開し、ファンを興奮させている。
「これはロードトリップ映画なんだ。壮大な冒険と呼んでいるよ。(古代ギリシャの叙事詩)『イーリアス』並みだ。ストリッパーのオデッセイだ」とチャニングは米情報番組 「Entertainment Tonight」に笑顔で語った。
チャニングが主役のストリッパーを務める一方、人気TVシリーズ「トゥルーブラッド」でも知られるジョーも同作で女性に人気のストリッパーに扮している。チャニング自身もジョーの大ファンで、ワイルドな魅力で知られるジョーのダンスを絶賛した。
「彼がダンスすると、怖いくらい現実味がなくなる。見ているだけで口があんぐりと開いたままになってしまうんだ。彼はこの映画で観客の度肝を抜くはずだよ」とチャニングが語った。
ジョーは私生活での恋人でコロンビア出身の女優ソフィア・ベルガラ(Sofía Vergara)にもダンスを披露している。彼女はプライベートダンスを見せてもらえるラッキーな立場にまんざらでもないようだ。
「彼女にダンスの動きを見せているよ。全てを見せたとだけ言っておく」とジョーが笑った。
「6人の男性ダンサーがフードトラックで国内を移動する。たくさんのトラブルに巻き込まれないはずがない」とジョーはつけ加えた。
とはいえ、すべてがお祭り騒ぎの楽しいことばかりではないようだ。メインキャスト陣はその肉体に磨きをかけるため、食生活を劇的に変える必要があったという。
「みんな、ダイエットでかなり追い込まれていた。ステージでセクシーに見せるためじゃなく、太らないようにするために。みじめだったよ。みじめになると孤独が増して、僕らはお互いを見て『あと1週間、あと1週間だ、そしたらまた炭水化物を食べられる』と言っていた」とチャニングが明かした。「代役はいない。スタントも替え玉もいないから、100パーセント僕らがやっているんだ」
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