俳優のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds, 38)が、デッドプール役を再び演じるという憶測が広まっている。
ライアンは2009年の映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』で初めてデッドプールを演じた。ここへ来て、デッドプールを主人公としたスピンオフ映画でも主役を務める契約の最終段階に入ったと報じられている。
米Variety誌によると、ライアンは2016年に公開される同作への出演について、20世紀FOXと契約成立寸前に来ているという。
ライアン自身もTwitterにデッドプールの画像を投稿し、出演の可能性をほのめかしている。「ああ…チミチャンガタイムだ」
チミチャンガとはデッドプールの好物で、ブリトーを揚げたメキシコ料理だ。
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』の後、ライアンがデッドプールのスピンオフ企画でテスト撮影に参加する映像が流出。ファンはそのシーンに好意的な反応を示した。
デッドプール映画についてライアンは以前、普通のスーパーヒーロー作品とは違うことをしたいと語っていた。
「通常のスーパーヒーロー映画とはかなり違う方向へ進んでいる」とライアンは米Los Angeles Times紙で語った。「扱いにくい作品だ。完全な感情的堕落をベースとしている」
「感情的に破綻した人物の世界に踏み込んで行くようなものだ。デッドプールは高度に軍事的な恥のスパイラルに陥った男だと以前から言っている。これまで作られたスーパーヒーロー映画とはまったく違うし、かけ離れたものとなっているんだ」とライアンは力説した。
出演が決まれば、ライアンにとっては2011年に出演した『グリーン・ランタン』以来、初めてのスーパーヒーロー映画となる。同作への期待は高かったものの、興行成績は悪く、批評家の間でも不評だった。
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