人気歌手のマドンナ（Madonna）が、2月に開催されるグラミー賞授賞式でパフォーマンスを披露することを認めたと伝えられた。
毎年行われる音楽の祭典の中で最大の1つといわれるグラミー賞授賞式は2月8日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催される。主催者側はステージ出演者の名前を極秘にしているが、マドンナは自らTwitterで出演を認めた形となっている。
「レベル・ハートの持ち主たち、2月8日にグラミー賞で会いましょう」とマドンナはツイートした。
『レベル・ハート』はマドンナのニューアルバムのタイトルで、全米で3月9日、日本でも11日にリリースされる。リードシングルは「リヴィング・フォー・ラヴ」で、2月14日に発売されることから、グラミー賞で披露すれば完ぺきなタイミングとなる。
しかし昨年末、デモ音源がネット上に流出したことから、12月20日に急きょ発売された。
デモ音源がネット上にリークされたのを受け、『レベル・ハート』に収録された6曲がiTunesを通じてリリースされた。マドンナは「芸術に対するレイプ」「テロの一種」としてリークを非難した。
マドンナはことのてん末を米Billboard誌で説明。どのみちアルバムは何曲かのグループに分けてリリースすることを考えていたと明かした。また、グラミー賞でステージに立つ可能性はあるともほのめかしたが、インタビューが行われた12月の時点では、それ以上の質問に答えようとしなかった。
「頭の中では、2枚セットでやりたいと思っていたわ。これだけの曲があれば、それが自然だった。それが当初の目標だった。でもデモ音源がすべてリークされたので、もうその方法はとれなくなった。そこで、（6曲を）まずリリースして、グラミーのときにもう数曲を発表するつもり。アルバムの残りを（3月に）まとめてリリースすれば、私の反抗的でロマンチックな面を一緒にミックスしたものになるわ」とマドンナが説明すると、他のビッグアーティストと一緒に「リヴィング・フォー・ラヴ」を披露する可能性はあるかという質問を向けられた。
「うーん…。ええ、それはすばらしいわ。たぶんそうなると思っているの」とマドンナは答えている。
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