人気急上昇中の英歌手サム・スミス(Sam Smith, 22)が、ボーイフレンドと破局したことをほのめかしている。
サムは「ライク・アイ・キャン」のミュージックビデオの撮影で知り合ったモデルのジョナサン・ジーゼル(Jonathan Zeizel)と約2ヶ月前から交際していた。
しかし最近、サムがトロントでのコンサートで心を込めた言葉を漏らしたことで、2人が別れたという見方が広がっている。
サムは昔の恋人との別れを歌った「グッド・シング」の準備をしながら観客席に向かって語りかけた。
「この曲は今日の僕にとって、とても大事なものなんだ。実は付き合っている人と、すごく似た状況になっているから」とサムは説明した。
さらにサムはコンサートが終わるときも、また恋人を捜していると明かした。しかし音楽があるかぎり、それほど孤独は感じないとも話している。
「また近いうちに誰かと出会えたらと思っているよ。ハッピーな歌を歌いたいから、今歌うのはちょっと難しいけどね」とサム。「今ステージに立っているのは良いことだ。まるで毎晩、セラピーを受けているみたいだよ」
「音楽でなぐさめられるんだ」
またサムはソーシャルメディアでもトラブルを明かしている。Instagramで公開した写真には、ワイングラスを手に、不幸そうにふくれっ面をして、ツアーバスの中で座っている姿が写っている。
「ときにはただ赤ワインを手にベッドに横たわり、フットボールのTシャツを着てジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)を聞きたいときがある。悲しい1日だった。すばらしいコンサートだったけど、悲しいことに変わりはない」とサムはキャプションを添えている。
うわさになっている破局は、サムが仕事で多忙なことが理由かもしれない。今年のグラミー賞では6部門にノミネートされており、来月の授賞式でパフォーマンスを披露するほか、GLAAD(中傷と戦うゲイとレズビアンの同盟)賞にもノミネートされている。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。