薦岡 摩梨奈

2015.02.24(Tue)

新進気鋭の異彩を放つランジェリーに注目!【パリ国際ランジェリー展レポート vol.3】

前回に引き続き1月にパリで開催されたパリ国際ランジェリー展の注目ブランドのご紹介です。

大きな展示会場の一角には、ヨーロッパの老舗ブランド群の豪華なブースとは別に、小さいながらもオープンな造りのヤングブランドを集めたLimited Editionというエリアがあります。毎年ここから世界のブランドとして巣立っていくものも多数あり、これからのマーケットを引っ張って行くであろう未来あるブランドの集まりとも言える、注目すべきエリアでもあります。


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そんな個性的でファッショナブルなランジェリー群の中でも、異彩を放つブランドとして私が注目したのは、ルーマニアのMURMUR(ムルムル)。


MURMUR

レトロフェミニティとランジェリーからインスパイアされたプレタポルテのブランドです。ボンテージライクのブラカップやコルセットのフォルムを取り入れたドレスやボディスーツは洋服として適合するように綿密に計算されていて、自国ルーマニアでハンドクラフトにより制作されています。 2011年のスタートからわずかしか立たないうちに、ビヨンセ、マドンナ、レディガガ、ブリトニーズ・スピアーズといったセレブリティに愛用されているのもこのブランドの類を見ないユニーク性とファッション性の高さの表れ。


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またRoleplayと名付けられたコレクションもこのブランドを代表する人気コレクション。時には修道女、ある時にはスクールガール、はたまたアイロンの焦げ目をつけてしまったエプロン姿のハウスワイフなど、茶目っ気のあるロールプレイドレスで男女のラバーズゲームを楽しんでしまう、なんていうのも大人のヨーロピアンのランジェリーの愉しみ方。


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そしてもう一つ、異彩を放つゴージャスでセクシーなアクセサリーブランド、Fraulein Kink(フラウレイン キンク)。


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美しいイメージビジュアルをよく見てみると、それはそれはとてもセクシーなアイテムです。パイソンレザーを使用したゴールドに輝くスパンキングやカフス、フリンジの目隠しなど、ランジェリーというカテゴリーから広がるハイファッションを取り入れたエロティックな世界。
世界中の女性の間で話題を呼んでいる官能小説”フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ”は先日、日本でも映画が公開され話題になっていますが、二人だけの秘密の禁断の恋は、実は女性が秘かに焦がれているのかも。まさに世界のトレンドとなっている禁断のアイテムたちは、いまとてもホットなトレンドと言えるでしょう!

世界のランジェリーは進んでいますね!どれをとっても、みなファッションという事がお分かりいただけたかと思います。お洒落を楽しむ感覚でランジェリーももっと自由に。いや、アウターよりもっと自由になれるのがランジェリーです。 次号はパリでオープンしたばかりのランジェリーショップの紹介です。

Lingerie Press


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