大ヒット公開中の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で主演を務めるジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan, 32)が、450万ポンド(約8億2,700万円)で続編2作品に出演する契約を交わしたと報じられた。
ジェイミーはE.L.ジェイムズ(E.L. James)によるベストセラー官能小説を原作とした同作で、倒錯した趣味を持つビジネスマンのクリスチャン・グレイに扮し、大ブレイクした。
同作が先月公開された後、ジェイミーは続編『Fifty Shades Darker(原題)』と『Fifty Shades Freed(原題)』には出演しないという噂が広まった。しかし彼の広報担当者はこうした噂を即座に否定し、高額のギャラで続投を求められたと明かした。
「ジェイミーは契約にサインし、興奮している。提示された金額は、本当に信じられないものだった」
「クリスチャン・グレイのようなキャラクターしかオファーされないか、また長い目で見たキャリアに傷がつかないか、本当に心配しているよ」とある事情通も英The Daily Star紙に語っている。
「それで続編への出演を断り、前に進むつもりだったけど、製作側がとんでもない額のオファーで引き止めようとしたんだ」
第1作の出演料は8万ポンドだったと噂されるだけに、今回の契約は大幅アップだ。
ジェイミーは妻アメリア・ワーナー(Amelia Warner)の同作に対する印象を尊重して降板するつもりだったとも伝えられている。夫妻には幼い娘がおり、アメリアは夫がウブな女子大生アナスタシア・スティールを演じるダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)との濃厚なラブシーンに不満だともいわれている。
しかし、どうやらそれは憶測にすぎないようだ。
「アメリアは全然問題ないが、ジェイミーには抵抗があって、より濃密なシーンを彼女に見せられないんだ」と事情通はつけ加えた。
ジェイミーは先日、ショーン・エリス(Sean Ellis)監督の戦争ドラマ『Anthropoid(原題)』で主演することが決まったと伝えられており、評価に傷がつくことを恐れる必要はない。同作ではチェコ人兵士役で出演し、キリアン・マーフィ(Cillian Murphy)と共演する。
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