友達以上彼氏未満な相手を初めて部屋に招くとしたら、あなたは相当気合いを入れることでしょう。しかしすでに交際している彼氏との自宅デートともなれば、毎回気合いを入れるのも面倒と、だんだん素のあなたを見せているのではないでしょうか。
素を見せることが悪いのではありません。むしろ素のままのあなたを愛してもらってこそ、いつかの結婚生活もリアルにイメージできるもの。それでもまだ家族でもない彼氏と過ごす時間は、たとえ自宅であろうと立派なデート。すっぴん＆ジャージの色気ゼロな状態を許していたら、将来はセックスレス一直線。そんな恋愛では幸せとはいえません。
そこで提案したいのは、彼氏をその気にさせる部屋着ファッション。今回は「男心をくすぐる部屋着」を男性陣からリサーチしてみました。
■「男のロマン」を裏切らないアイテムを選ぼう
「イイ女は部屋着すらも気を抜かない」というのは男のロマン。どんな美女であろうと、毎晩自宅でシルクのバスローブを羽織ってはいないでしょう（笑）。
この「男のロマン」は男性陣の勝手な妄想ですが、そのロマンをなるべく壊さないのが女の優しさでもあります。
ひとりの時はジャージでくつろいでいることはわかっていても、彼氏が部屋に来たときくらいは部屋着もセクシーに。
具体的にはスカートや楽ちんなショートパンツ。寒い時期ならばロング丈でもいいし、外でははかないニーハイソックスと組み合わせて「絶対領域」だけ覗かせるのもアリ。
■ 時には非日常的な“湯上り着”の演出も
たとえ泊まる算段だとしても、お風呂の後いきなりパジャマに着替えるのではなく「湯上がり着」のワンクッションを入れるのも、セクシーな夜の演出には効果的です。
ホテルのほうがムードが出るのは、シャワー後に下着をつけずバスローブ１枚という姿になるから。特別な夜ならば、自宅でも実行しない手はありません。
シラケずムードを高めるためには、彼氏の分も用意して。事前に洗っていい香りの柔軟材で仕上げておけば、羽織った瞬間、彼氏もテンションあがるでしょう。
薄着でも寒くない季節なら、キャミソールやベビードールで存分にセクシーさをアピールしても。夏場は浴衣もいいですね（本来浴衣は、湯上りに着るものです）。
ふたりだけの空間ならば、サービス過剰でもＯＫ。「なんだそれ」と照れ隠しにあきれるポーズをしても、内心は喜んでいるはず。
■ ジャージやパジャマは色柄と露出感がポイント
すでにつき合いが長かったり同棲中の彼氏（あるいは夫）など「いまさら急に変えるのも恥ずかしい」と思うなら、まずはパジャマの見直しを。
男性が好むのは、女性らしいシルエット（胸やお尻）がしっかり見えるものや、開襟やＶネックなど胸元の素肌が露出しているもの。シルクなど柔らかく肌触りのいい素材をセレクトするだけでも違います。
逆にＮＧなのは、明らかに色気のない毛玉だらけのジャージや、野暮ったい小花柄などのパジャマ。女性の思う「可愛い」は、男性の望むセクシーさとは異なるのです。
自宅デートに欠けがちなムードを補うためには、男性から「脱がせやすい」「脱がせたい」スキを見せること。極端なことをいえば「ノーブラＴシャツ１枚＋ショーツ」という一見はしたない格好でも、彼氏がそそられるならいいのです。
