活動休止中の英ロックバンド、ザ・ウォンテッド(The Wanted)のネイサン・サイクス(Nathan Sykes, 21)が、英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)のハリー・スタイルズ(Harry Styles)と友だちになったと主張している。
昨年の活動休止まで、ザ・ウォンテッドはライバルとされていたワン・ダイレクションとちょっとした緊張関係にあった。しかしネイサンはハリーに恨みはないと強調し、ロサンゼルスで酒を飲み交わして友だちになったと語っている。
「こないだ、ロサンゼルスでハリーと遊びに行ったんだ。お互いにちょっと浮かれ気味だったが、ものすごいハグを交わしたよ」とネイサンは英The Mirror紙で語った。「1Dの誰ともトラブルになったことなんかないし、Twitterでやりあったこともない。それはオレじゃない。人間関係のつながりで、ときには憎しみの犠牲者になってしまうことがある。『オレは何も言っちゃいない!』と思っていたよ」
ネイサンは現在、ソロアルバムの制作に打ち込んでいる。さらに、ワン・ダイレクションもそれぞれソロ活動に打って出る時期に来ているとも感じているという。
「彼らのラストアルバムは最高だった。でもグループの一員だと、自分の力を100パーセント発揮する場も必要だ」とネイサンは指摘した。「ボーイズバンドの20パーセントに甘んじているよりも、前からやりたいと思っていたことをやって、それを楽しむんだ」
ザ・ウォンテッドは解散する前、メンバー間でかなりの争いがあった。ネイサンは、バンド仲間だったマックス・ジョージ(Max George)との接点がなくなってしまったのを残念だと考えているが、近い将来、自分が再びバンドで活動する日が来るとは思えないとも打ち明けた。
「あいつはシャンディーをちょっと飲みすぎて、オレがバンドにいたことさえ思い出せなくなっているのかもしれない。忘れるなんて残念だね」とネイサンはマックスについて語った。「あいつらはあいつらでもう少し続けるだろうが、オレ個人は、これ(ソロアルバム)に集中しているところだから、戻るのはありえない」
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