英女優のエリザベス・ハーレー(Elizabeth Hurley、49)は、架空の英王族を描き賛否両論沸騰中の米ドラマ新作シリーズ『The Royals』において女王役を演じている。同ドラマ中の「ヘレナ女王」は鋼鉄の神経を持つキャラクターだが、実際のエリザベスはおセンチな気分になることが結構多いのだとか。
「わたしって、しょっちゅう泣いているのよ」と、英Stylist誌に対してエリザベスは打ち明けた。「ほとんど毎日と言っていいくらい。何か悲しいニュースや知らせがあれば涙ぐむの。わたしの父と母もそうだった」
「ベッドに倒れこんで泣きじゃくりはしないし、そんなに長い時間でもないけれど、そうやって感情を解き放つことは必要だと思うの。最近『黄金の足枷』(仮題。原題“The Goldfinch”)」という、母親を亡くす少年の物語を読んだけれど、素晴らしい本なのにわたしにとっては拷問みたいでちょっとつらかった」
そんなエリザベスは、「濡れた木材」に対する恐怖に起因するという、流し台下の戸棚に対する少し非論理的な不安に悩まされることが多いともいうが、一方でセレブとして集める注目に対してはじゅうぶん神経が太いという。
「わたしはあまり内省的なほうではないから、自分に対する世間の見方に関して不安や劣等感にさいなまれることって、実はこれまでもあまりなかったの。自分が何か大きく道を誤ったと感じたこともないしね」と、エリザベスは説明した。
「有名になるとこうでなければいけないという、何かしら権利みたいなものを得たと思い込むひとは、何かあれば自分が拒絶をされたとすぐ考えてしまう。でも、わたしは両親がお金持ちだったわけでもなく、お金をかけた教育も受けていない、何もないところからスタートしたから、その点ではタフでなくてはいけなかったから平気なの」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。