GLAM Editorial

2015.03.26(Thu)

ユニセフ親善大使のオーランド・ブルーム、エボラ出血熱が流行したリベリアを訪問!

オーランド・ブルーム

 英俳優のオーランド・ブルーム(Orlando Bloom, 38)が、エボラ出血熱が流行したリベリアを訪れた。子どもたちは「学校に戻れて興奮している」と報告している。

 リベリアの多くの学校はエボラ出血熱のために7ヶ月にわたって閉鎖されていた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られるオーランドは、昨年にエボラ出血熱が大流行したリベリアに4日間滞在し、帰国した。ユニセフの親善大使も務めるオーランドは、学校での感染のリスクを減らすために導入された安全手順をその目で確かめることができた。

 「伝染病の発生で、リベリアの100万人の子どもたちは学年が半分に減らされた」とオーランドはシエラ・レオネ国境に近い集落で語ったと米USA Today紙が伝えている。「学校に戻れてみんな嬉しそうだが、一人ひとりが毎日実行しなければならない予防策は、警戒を怠ってはならないことを思い出させている」

 予防策として、子どもたちは登校時に体温を計ったり、教室に入る前に手を洗ったりすることが義務づけられている。この体制は200万人の子どもたちがエボラ出血熱で影響を受け、うち数百人が死んだり、親や主な保護者を失ったりしたことで導入された。

 自らも1児の父であるオーランドは、致死性ウィルスのまん延を防ぐ意識を高める支援活動を続けるボランティアや教育専門家らとも面会。ユニセフによると、オーランドは「エボラ出血熱の発生後に訪れた最初の有名人」だという。

 「出会った人たちは誰もがエボラを克服し、普通の生活を取り戻す決意を固めていた」とオーランドは首都モンロビアで指導者たちと面会した後でコメントした。「地域の集落はエボラとの戦いの最前線にあり、新しい感染者をゼロにする重要な役割のため、支援の継続を必要としている」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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