ダンス・リアリティ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の優勝者でシンガーや女優としても活躍するジュリアン・ハフ(Julianne Hough, 26)が、夏を前に過酷な短期間ダイエットに走りがちな女性たちに警鐘を鳴らしている。ダンスで鍛えた引き締まったボディをもつジュリアンは、ダイエットするなら無茶をせずに時間をかけてじっくり取り組むべきだと自身の公式サイトでアドバイスしている。「毎年夏が近づくと、ビキニが似合う体になるために不健康なダイエットをしている女の子たちのことを耳にするわ。そういう話を聞くと、すごくイライラするのよね」と、ジュリアンはサイトに綴っている。「短期間でラクにやせられると宣伝しているダイエットピルとか、ダイエッター向けの馬鹿げた商品が山ほど出回っているでしょ。そういうものは健康に悪いだけじゃなく、効果が短期的という欠点もあるのよ。使用をやめた途端に、ダイエットを始める前より体重が増える人も多いわ」。
ジュリアン自身も13年の映画『セイフヘイヴン』でビキニ姿になるために、ダイエットを決行したことがある。撮影が始まってから揚げ物ばかり食べていたジュリアンは、水着シーンの撮影があることを知って揚げ物や炭水化物、塩分などをすぐに食生活からカットしたという。「あの映画の撮影は、ノースカロライナ州のサウスポートで行われていたの。私は南部名物のおいしい揚げ物ばかり食べていたのよ。ところが、台本を読んだら私と相手役のジョシュ・デュアメル(Josh Duhamel)が登場する浜辺のシーンをショーツにタンクトップという姿で撮影することになっていて、あせっちゃったわ」と、ジュリアンは明かしている。「それまでは手当たり次第に食べていたけれど、すぐに炭水化物と塩分、糖分、それからアルコールを食生活から排除したの。その代わりに卵や魚、チキンなどタンパク質が豊富な食べ物と野菜を山ほど食べて、考えられないほど大量に水を飲んだわ。相変わらずたくさん食べていたけれど、ヘルシーな物だけを食べていた。ダイエットは、時間をかけて賢くやるべきね。空腹でみじめな気分になるようなダイエット法は、絶対に得策じゃないわよ」。
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