キャリアはまだ浅いものの、ポーランド出身のカーシャ・ジュジェツカ(Kasia Jujeczka)は、「カルヴェン」(Carven)、「メゾン・マルジェラ」Maison Margiela、「サンローラン」(Saint Laurent)といったハイエンドなブランドのコレクションですでにランウェイを歩いている人気上昇中のファッションモデル。Vogue誌イタリア版やLove誌などでも特集モデルになった注目株だ。
ワルシャワ行きの列車の中でスカウトされたというカーシャ。自分のルックスがモデル向きとは思ってもなく、神経生物学を学ぶつもりでいた彼女だが、試しに勉学を1年間休んでモデル業に挑戦することにしたところ、瞬く間に有力デザイナーたちからご指名を受ける人気モデルに駆け上がった。
中でも「ディオール」(Dior)のクリエイティブディレクターであるラフ・シモンズ(Raf Simons)には特に目をかけられており、シモンズのコレクションには6回連続して中心モデルとして起用されている。
「ラフは、ほんとうにいいひとなの。彼には何でも話せるのよ。とてもやさしくて、思いやりがあるひとなの」と、カーシャはstyle.comに対して語った。
競争のきびしいファッションモデルの世界に、カーシャはまだ慣れずペースがつかめないとも言う。
「モデルをするようになって、自分は忍耐強くなった。目指すところへたどり着くには、時にはじっと待つことも必要だと学んだわ」
そんなカーシャが、いま静かに抱いている夢は、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)と一緒に仕事をすること。
「まだお仕事をさせていただいてないけれど、シャネルのショーをやりたいし、いつか大きな広告キャンペーンをさせてもらえたら嬉しいわ。でも、これも焦らない!」
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