GLAM Editorial

2015.04.18(Sat)

「まだら肌」のモデル、シャンテル・ウィニー・ハーロウ、他人に自分の価値を決めさせず、自分に自信を持つことが何よりも大事!

シャンテル・ウィニー・ハーロウ

「Diesel」や「Desigual」などのショーで注目され、今年は「Diesel」の春夏キャンペーンの顔も務めていよいよ注目のカナダ人モデルのシャンテル・ウィニー・ハーロウ(Chantelle Winnie Harlow)。

そんな彼女から見て、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)といった、個性ある現在の人気トップモデルたちに共通しているものは何か?

「自分に対する自信よ。彼女たちが、何かの美的な理想に合致しているかどうかでなく、彼女たちがみな持っている自分に対する自信よ」と、シャンテルは独版Glamour誌に対して語った。

「カーラ・デルヴィーニュを考えればよく分かるわ。彼女は顔と眉が美しいからね、と言うひとがいるかもしれないけれど、本当は、ランウェイでもそれ以外の場所でも、自分に常に自信を持って振舞っている姿が、彼女が持っている一番のものなのよ」

自分に自信を持つということは、かつてシャンテルが自身で学び取らないことでもあったものだ。慢性的な皮膚疾患「尋常性白斑」により肌の色素の一部が失われる彼女は、ファッション業界初の「まだら肌」のモデルだが、学校時代には他にはない見た目からイジメに遇い、「牛」などの仇名で呼ばれたこともあった。しかし、シャンテルは、やがてそういう心無い言葉に負けない術を覚えたという。

「自分が知っている自分の価値を、他人の意見で下げてはいけないの」と、彼女はアドバイスする。

「それが簡単じゃないことは、良く知っている。わたしだって、何年もかかった!しっかりと、意識的にそうすることを決めないと、そういう声に負けちゃうから、努力もいることでもある。でも、焦らなくていいから、まず自分が自分の一番の友達になるようにするの。そして、ありのままの自分を分かってくれるひとたちだけを、自分の周囲に置くことにするのがいい。自分を否定する空気は、自ら取り除いていかないといけないわ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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