スコットランド出身の俳優ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が、ディズニーアニメ『美女と野獣』の実写版にルミエール役として出演する交渉中だと報じられた。
同作にはすでに豪華キャストが決定しており、エマ・ワトソン(Emma Watson)が主人公のベル役、ダン・スティーヴンス(Dan Stevens)が野獣役として発表されている。
米Hollywood Reporter誌によると、ユアンは燭台つきのロウソクの姿をしたルミエール役として出演する交渉の最終段階にあるという。
出演が決まれば、ユアンはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)と共演した2001年の映画『ムーラン・ルージュ』以来、初めてその美声を披露することになる。
オリジナルのディズニー作品を知っているファンにはおなじみだが、ルミエールは主役級の1人。劇中で最も有名な曲の1つ「ひとりぼっちの晩餐会」はルミエールが中心となって歌われる。
ルミエールは給仕長を務めていたが、王子と城、召使いたちが呪いで姿を変えられたとき、燭台つきのロウソクにされてしまったキャラクターだ。
ユアンが出演交渉中というニュースが伝えられた直前には、エマ・トンプソン(Emma Thompson)がポット夫人役で出演することが決定。ケヴィン・クライン(Kevin Kline)もベルの父モーリス役に決まっている。
ベルに求婚する悪人のガストン役にはルーク・エヴァンス(Luke Evans)、そのマヌケな手下ル・フウ役にはジョシュ・ギャッド(Josh Gad)がキャスティングされている。さらにイアン・マッケラン(Sir Ian McKellen)も、呪いで置き時計にされた王子の執事コグスワースに扮することが発表されている。
撮影はロンドンのシェパートン・スタジオで5月からスタートする予定だ。ビル・コンドン(Bill Condon)監督がメガホンをとり、アニメキャラクターに生命を吹き込むため、最高のCG技術を活用することになる。
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