俳優のトム・ハンクス(Tom Hanks)の息子コリン・ハンクス(Colin, 37)が、トムの妻でコリンの継母にあたる女優のリタ・ウィルソン(Rita Wilson, 58)にがんは再発していないと明かした。リタは先月、両乳房の切除手術を受けていたことを発表した。
「がんが見つかっていなくて、本当によかった」とコリンはエンターテイメント情報サイト「ET Online」に話している。
リタは乳がんと診断されたのを受け、ブロードウェイ舞台「フィッシュ・イン・ザ・ダーク」を休み、健康問題に集中した。しかしコリンによると、リタががんのない状態に戻り、舞台に復帰したことを家族はとても喜んでいるという。
「毎晩、『フィッシュ・イン・ザ・ダーク』で観客を爆笑させているよ」とコリンは笑った。
リタは4月に乳がんと手術を公表した後も、健康についてファンと最新情報をシェアしてきた。25年以上連れ添ってきた夫トムが厳しい試練の間もそばで支えてくれたことに、感謝してもしきれないようだった。
「夫がこれほど尽くしてくれたことに、本当に驚いたし、びっくりしました」とリタは米The New York Times紙で語っている。「本当に普通で、しかも親密な時間でした」
リタは7日、舞台に復帰することをFacebookで発表。さらに自分と同じように苦しんでいる人たちを勇気づけた。
「人生が変わるような体験をしても、私たちが人生と呼ぶこの美しい体験は、これからも続くのです」とリタは書き込んでいる。「誰もが私のように幸運だと言えないのは分かっていますが、悪い話ばかりではないと伝えることも、また大事です」
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