90年代の米人気TVドラマ「フレンズ」で知られる女優のリサ・クドロー(Lisa Kudrow, 51)は、「フレンズ」の復活にはあまり乗り気でないらしい。
リサは1994年から2004年まで放映された同シリーズでフィービー役を演じて人気者となった。放送終了後も復活の噂と要望は絶えないが、リサはその実現をあまり望んでいないようだ。
「マルタ(・カウフマン、Marta Kauffman)とデヴィッド(・クレーン、David Crane)でなくちゃムリよ。もし企画があるなら、あの2人が台本を書くべきだし、それに正直に言うと、2人とも忙しいわ」とリサは米Vulture誌で語り、共同クリエイター2人の名前を挙げた。「だから、いつ、どうやって(実現するのか)は分からない。それに、内容はどうするの? 更年期障害と中年の危機? そんなのあまり観たいと思わないわ」
リサは放映終了後も、ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)やコートニー・コックス(Courteney Cox)、デヴィッド・シュワイマー(David Schwimmer)、マシュー・ペリー(Matthew Perry)、マット・ルブラン(Matt LeBlanc)らキャスト仲間とある程度は連絡を取り合ってきた。しかし、キャスト仲間が全員で集まって交流することがないとはいえ、ドラマ復活のために集まれないことはないともつけ加えた。
「私たち6人が集まってディナーに行くことさえできないのよ。やろうとしても、全員が同じ州に住んでいるわけでもないわ。もう仕事のスケジュールが同じじゃないの」とリサは説明した。「『待って、今度はいつ来るんだっけ?』みたいなことを、もう何度も繰り返してきたの。本当に大変。でもまだ集まろうとしていること自体はステキじゃない?」
最近、「フレンズ」で演じた役について口を開いたのはリサだけではない。
マットは英Shortlist誌とのインタビューで「フレンズ」時代を振り返り、演じていたジョーイの人生はその後どうなったかについて思いをはせた。
「幸せだったらいいね。ハリウッドのどこかで、役者として稼いでいてほしい。そこでドラマが終わっているから」とマット。「ああ、きっとそうしているはずだよ」
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