俳優のハーレイ・ジョエル・オスメント(Haley Joel Osment, 27)が、再ブレイクのチャンスをうかがっている。
ハーレイは子役スターとして『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『A.I.』などに出演し、『シックス・センス』ではアカデミー賞(R)最優秀助演男優賞にノミネートされた。
10代半ばでスクリーンから姿を消したものの、しばらく前から静かにカムバックしつつあり、今月全米で公開されるファン待望のTVシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の劇場版にも出演している。
「準備完了っていう感じだよ。うまくいけば、(再ブレイクする)用意はできている。でも苦労することだっていとわない」とハーレイは米Details誌で打ち明けた。
そんなハーレイは現在、ジョニー・デップ(Johnny Depp)と共演するケヴィン・スミス(Kevin Smith)監督の『Yoga Hosers(原題)』など3本の新作が控えている。幼い頃からハリウッドで成長してきたが、将来自分の子どもに同じ役者の道を選ばせるかどうかは分からないようだ。
「にべもなくノーと言うつもりはないよ。自分で経験してきただけに、考えておくべき問題があるんだ。それにソーシャルメディアのせいで、僕が小さかった頃とは有名人であることの意味が違っている。問題は複雑になっているよ」とハーレイは説明した。
劇場版『Entourage(原題)』にはジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)、エイドリアン・グレニアー(Adrian Grenier)、ケビン・コナリー(Kevin Connolly)らオリジナルTVシリーズの顔ぶれが出演する。キャスト陣はプロモーションに全力を注いでいるが、大人になったハーレイにとっては以前よりやりやすくなったようだ。子役時代にはインタビューをぶっ続けで受けるのがつらかったという。
「3つの質問ばかり繰り返して聞かれるから、本当にうんざりだったよ。『ブルース・ウィリス(Bruce Willis)との仕事はどうだった? 怖くなかった? セットでイタズラされなかった?』みたいなね。『さあ…どうだったかな』と答えるしかなかった」とハーレイは振り返った。
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