英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)は、休む余裕がないほど今後の活動に興奮しているようだ。
先週、3月にゼイン・マリク(Zayn Malik)が電撃脱退を発表して4人組バンドとなったワン・ダイレクションが、結成から5年間ノンストップで活動を続けてきたことを理由に、2016年は活動を休止するという報道が相次いだ。
しかし広報担当者は、ナイル・ホーラン(Niall Horan)、リアム・ペイン(Liam Payne)、ルイ・トムリンソン(Louis Tomlinson)、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)らメンバーに関するこうした憶測は完全な誤報で、将来をすでに見据えていると明かした。
「今回の報道は完全な憶測にすぎず、まったく事実に基づいていません」と広報担当者は英BBCのラジオ番組「Newsbeat」で語った。「バンドはレコーディングを予定しています。5枚目となるニューアルバムと、今後のツアーに興奮しています」
メンバーたちは先月、ジェームズ・コーデン(James Corden)が司会を務める米トーク番組「The Late Late Show with James Corden」に出演した際、ニューアルバムの計画を明かした。
ハリーは先週、ライアン・シークレスト(Ryan Seacrest)とのインタビューで、レコーディングの進行状況と4人組としてのバンドの今について語っている。
ゼインは「普通の22歳の若者」に戻り、英ガールズグループ、リトル・ミックス(Little Mix)で活躍するフィアンセのペリー・エドワーズ(Perrie Edwards)との交際に集中するために脱退した。年内に結婚式を挙げるとみられている。
「正直、クリエイティブなプロセスはほとんど似ているんだ」とハリーはライアンのラジオ番組「On Air with Ryan Seacrest」で説明した。「でも、曲の仕上がりがとても良い。実は、全員の心の中で、ゼインを意識して作曲した部分がたくさんある。すごくいいし、今のところは、新曲がとても良いものになっていると思うよ。少なくとも、そうであってほしい。みんなも気に入ってくれるといいけどね」
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