藤井麻未

2021.09.07(Tue)

ここは天国!? バリから行ける、ピンクのビーチで隠れ家バカンス ~インドネシア ピンクビーチ~

写真1

【バリから行ける隠れ家ビーチ】

素敵なビーチで過ごしたい。でも、人混みはイヤ!そんなワガママに応えてくれる天国のような隠れ家ビーチが、インドネシアにあります。しかもバリ島から日帰り可能。バリでの滞在ついでに、観光客だらけのビーチをエスケープして夢のようなビーチでゆったりバカンス、なんていかがでしょう。

バリ島、デンパサールから小型飛行機で1時間半、まずはインドネシアに連なる列島の南東にあるフローレス島へ。機窓からは透き通ったエメラルドグリーンの海とサンゴ礁。空からでもわかる透明度の高さに期待が高まります。フローレス島からは、スピードボートで約1時間。瑠璃色の海面に白い水しぶきを立て、ボートはいざ楽園へ。

 

写真2

この辺りのコモド諸島一帯はサバンナ気候。そのため、所々にポコポコ見える島はどれも乾燥に強く背丈の低い樹木ばかり。黄緑色の丘のような島々は独特の景観を生み出し、ここにしか生息しない動植物の固有種が息づく貴重な生態系を持っています。

 

写真3

そんなコモド諸島の小島にあるのがお目当てのビーチ。ボートのエンジンを切り、あとは潮に任せてゆらゆらと近づいてゆくと……。海は驚くほどの透明度。虹色の珊瑚とカラフルな魚の群れ、そして嘘のように美しいビーチがその先に待っています。

 

写真4

【珊瑚のカケラが作り出すピンク】

 

浅瀬でボートから降りるとそこはまるで天国!?「ピンクビーチ」と呼ばれる所以は、その砂浜の色にあり。ディープブルー、ライトブルーのグラデーションに加え、なんと砂浜は一面ピンク色。パイプ・コーラルという紅色をした珊瑚のカケラが打ち上げられ細かくなって白い砂と混ざり、この淡いピンクになるのだとか。

 

写真5

カラッとした海風が吹いてくる木陰で涼み、持ってきたランチを頂きましょう。腹ごしらえをした後は、思う存分隠れ家バカンスを楽しんで。コモド諸島の海はダイビングにはもとよりシュノーケリングにも最適。ライフジャケットとゴーグルを付けるだけで、海の絶景を楽しみながらゆらゆら波にたゆたう幸せを味わえます。

 

写真6

近くにはエンジェル・アイランドと呼ばれる、人魚でも潜んでいそうな美しい小島もあり、ピンクビーチと組み合わせてアイランドホッピングなんて贅沢な過ごし方も。

 

【ドラゴン・ハンティングも思い出に】

 

バリを訪れるほとんどの観光客が本島のビーチで過ごすため、ピンクビーチまでやってくるのはまだまだ少数派。けれど、バリ島からの日帰りや一泊ツアーも各社から出ており、ランチや交通手段、ガイド、シュノーケリングの装備がセットになって手間いらず。こんな美しい隠れ家を訪れない手はありません。

そして多くのツアーは、恐竜の生き残りと言われるオオトカゲの固有種、コモド・ドラゴンを見つけるハイキングとも組み合わされています。5000万年前から生息する野生のドラゴンはここでしか見られない貴重な生物。ヤシの木やタマリンド、竹が茂るジャングルはアジアのジュラシックパークそのもの。ドラゴン・ハンティングもスリリングな思い出に。

 

写真7

観光客でごった返すビーチなんてナンセンス。ここにはショップもカフェも無いけれど、その代わり極上の楽園が待っています。忘れられないバカンスを過ごすなら、ピンクビーチへエスケープしてはいかが。


 

実際の旅行記&旅のエッセンスが詰まったブログ公開しています!

“元添乗員の国外逃亡旅行記”

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend