俳優のレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)とマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督が新作映画『The Devil in the White City(原題)』で再びタッグを組むことが分かった。
2人はこれまでの20年間で、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『ディパーテッド』、『アビエイター』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『シャッターアイランド』で一緒に仕事をしてきた。
米エンターテイメント情報サイト「Deadline」によると、レオとスコセッシ監督はパラマウント製作の『The Devil in The White City』で6度目のチームを結成するという。
パラマウントはエリック・ラーソン(Erik Larson)が2003年に発表したノンフィクション小説「悪魔と博覧会」の映画化権をオークションで獲得した。大手スタジオ5社が参加し、うち3社がデッドヒートを繰り広げていた。
同作は1893年に万博が開かれたシカゴが舞台。作者のラーソンはシカゴ万博の総指揮者を務めたダニエル・H・バーナム(Daniel H. Burnham)と自らが建てた「殺人の城」で犠牲者を殺した連続殺人鬼H・H・ホームズ(Dr. H. H. Holmes)医師の実話を織り交ぜて構成した。
レオは同作で非情な殺人鬼役に興味を覚えた。ホームズ医師はシカゴが万博で浮かれていた年に、27人から200人の人を殺したとみられている。
『The Devil in The White City』は10年ほど前から企画が進んでおり、レオは2010年に初めて同作に関わった。
『ハンガー・ゲーム』で脚本を手がけたビリー・レイ(Billy Ray)が映画版の脚本を執筆する。
レオは自身の制作会社アピアン・ウェイを通じてプロデュースし、ジェニファー・デイヴィソン(Jennifer Davisson)、ステイシー・シェア(Stacey Sher)、スコセッシ監督らも共同プロデューサーを務める。
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