「モードなスタイルも大好きですが、数シーズン続いているシンプルなスタイルには、少し飽きてきたこの頃。そんな中、ランウェイでたくさんのブランドが提案していたフォークロアや70sのちょっとこってりとしたスタイルに惹かれました。フリンジや刺繍のデコラティブなアイテムやレトロなアイテムを、私らしくベーシックとミックスするのが、今シーズンのテーマになりそうです」
―川人未帆―
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「トレンドアイテムは、まずベーシックに合わせるのがマイルール。アイテムの着こなしを習得してから、少しチャレンジングなスタイルに挑戦していきます。トレンド感たっぷりのフリンジジャケットには、デニムとシンプルなTシャツをコーディネート。足元はエナメルのパンプスを合わせて上品さをキープ」
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「フォークロアスタイルの定番、フリンジを一番印象的に取り入れるのがジャケット。一見インパクトが強いデザインですが、コンパクトなラインなので意外と合わせやすいんです。ハード過ぎずに上品に着こなせるキャメルをセレクト」(フリンジジャケット58ドル/Forever21)
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「フォークロア気分にぴったりの大柄刺繍が主役のコーディネートです。刺繍を引き立たせるために、スカートの黒地と合わせて他アイテムはオールブラックに。 グレーのファーベストを投入して、コーディネートが重くなりすぎないようにバランスを取りました」
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「大胆な大柄刺繍に惹かれて。カラフルな刺繍もボトムスなら気負わず取り入れることができるのも高ポイント。ミモレ丈ブームが続いていた中、ミニ丈なのも新鮮!」(スカート49ドル/H&M)
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「モノトーンのオールインワンなので、サングラスやバッグ、イヤリングなどの小物類でさし色をプラスすると、レトロ感が際立ちます。イヤリングは思いきり大振りなものにするのが今の気分」
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「レトロなドット柄は、70年代スタイルの中でもレディでお上品。トップスがコンパクトなのに、ボトムスがワイドになっている一癖あるオールインワンにひと目惚れ。上下でドットの配色が異なるコントラストの効いた1着です」(オールインワン168ドル/anthropologie)
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