皆さんは、大切なお洋服のアンチエイジングができていますか?
国内外のトップアーティストのライブ衣装をクリーニングする、オリジナリティ溢れるクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」が開発した、柔軟剤も必要ない優しい洗剤「LIVRER(リブレ)」。ファッションブランド“S.ESSENTIALS”による服のお手入れ講座に参加し、衣類のアンチエイジングを可能にする洗濯のポイントを学んできました。
LIVRER YOKOHAMAは、二男である茂木康之氏が2007年に横浜にオープンしたクリーニング店です。その後、長男、三男がお店に加わることとなり、「洗濯ブラザーズ」として、洋服を長持ちさせるための洗い方など洗濯にまつわるテクニックを全国で伝え歩くようになりました。今ではシルク・ドゥ・ソレイユやポール・マッカートニー、ブルーノ・マーズなど世界の有名なアーティストのライブ衣装のクリーニングも依頼されるように。そんな洗濯の職人が、柔軟剤も必要ない優しい洗剤「LIVRER」を開発し、“365日、洗濯を楽しく!”をモットーに日々の洗濯を洗剤から楽しませてくれます。
今回は、ワークショップ主催者の三陽商会オリジナルブランド「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」のお洋服をLIVRERを使用して洗濯してくれました。S.ESSENTIALSは、素材・デザイン・縫製にこだわり、着心地を追及。今秋にブランド名をリニューアルし、頭文字のSにSPECIALITYの意味が込められました。服の本質をみつめ、幅広い層に向け、それぞれの個性を輝かせてくれるブランドです。
まずは準備段階のお話から。
洗濯ネットを使用する上でのポイントが、洋服のサイズに合ったネットを選び、服を畳んだ状態でネットに入れることだそう。そうすることで色の変化や縮みが変わってくるとか。そして洗剤は、生地に合わせたものを使います。LIVERではスポーツ衣類用、デリケート衣類用、インディゴデニム用など生地に合わせた洗剤を開発しており、それを使用することでよりきれいな仕上がりになります。
そして本題の洗濯機での洗い方について。
(1)前処理剤を作る。LIVERではスプレーボトルも販売されているため、そちらの洗剤を水と1:1の割合で割る。
(2)とくに汚れがひどい場所に、(1)で作った前処理在をスプレーし、汚れを落とす。
(3)洗濯器の水量を水多めに手動で設定。自動コースでは、水量が少ないため、大目に設定することで、すすぎにたっぷりの水が使用され洗剤や汚れがしっかり落ちるようになる。
(4)先に水と洗剤を混ぜる。洗いに設定し、スタートを押した後、洗濯物なしの状態で3分ほど回す。水と洗剤が混ざっているのをしっかり確認して、その中に洗濯物をいれる。
(5)すすぎは1回、脱水は5分程度で、柔軟剤なしでふわふわに仕上げることができる。
洗い方に困るデリケート衣類の手洗いについて。
(1)前処理剤を作る。毎日の洗濯方法と同様、水とスプレー洗剤を1:1の割合で割り、汚れがひどい個所にスプレーし、ブラシでたたく。
(2)デリケートな衣類の場合は、洗濯ネットに。
(3)大きいボウルなどに、洗剤と水を先に混ぜ、しっかり泡立たせる。
(4)その中に洗濯物を入れ、押し洗い。シルクなどの場合は、浮きやすいので、しっかり水につけることが大事です。
(5)洗濯機で脱水。ネットに入れた状態で回し、脱水がフル回転した段階(約1分)で止める。
(6)その後きれいな水で、すすぎ洗い。
(7)再度洗濯機にて脱水のみの設定で1~3分回す。
(8)タオルにつつんで水を切り、ある程度乾いたら平干しして、乾かす。
このように、少しの手間を加えて優しく洗ってあげることが、お洋服にとって大切なのだとLIVRER YOKOHAMAの洗濯ブラザーズは教えてくれました。
11月17日(土)、18日(日)に日本橋高島屋S.C.にて、LIVRERによるお手入れワークショップが13時から16時まで開催されます。洋服のアンチエイジングのため、優しいお洗濯について一度プロに教わってみてはいかがでしょうか。
S.ESSENTIALS 日本橋高島屋 S.C.
場所:東京都中央区日本橋2-5-1 新館3F
時間:10:30-20:00
電話番号:03-6225-2307
S.ESSENTIALS公式サイト
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