
豪ラッパーのイギー・アゼリア(Iggy Azalea)が、米カントリー歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)とのコラボを熱望している。
イギーはアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とコラボした「プロブレム」や、リタ・オラ(Rita Ora)をフィーチャリングした「ブラック・ウィドウ」、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)も参加した「Booty」でチャートのトップを獲得してきた。
ここへ来て彼女は、カントリー歌手でありながらポップ界の若きディーバとしても君臨するテイラーと次のコラボ曲でコラボしたいと考えているようだ。イギーはMTV主催の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の会場のエレベーターでテイラーと鉢合わせしたことがあり、「超イケてる」と絶賛していると米情報番組 「Entertainment Tonight」が伝えた。
テイラーはコラボの可能性については自分の意見を明らかにしていないが、最新アルバム『1989』ではポップアーティストとして公式デビューを果たし、キャリアの大転換に挑戦。彼女は先週、レコードレーベルの幹部らにカントリー歌手として活躍してきた自分がポップ歌手に転身するのは正しい決断だと説得するのに苦労したと告白している。
「レコードレーベルの全員、特にある人たちにアピールしなきゃいけなかったの。キャンペーンを展開して、みんなを味方にする必要があった」と彼女は英The Sun紙で明かしている。
「このクリエイティブな決断は正しく、芸術的にもこのアルバムをそのままの形で勇敢に研ぎすます以外、選択の余地はないことを示したわ」
「ナッシュビルのレコードレーベル社長を説得して、これが正しいと思わせなきゃいけなかった。アルバムを社長にプレゼンしたら、『すばらしい、君の最高の作品だが、カントリーを2曲入れられるかい?』と言われたの」
テイラーは拒否したが、その粘りはやがて報われ、幹部らは仕上がりにとても満足しているという。
「『シェイク・イット・オフ』でまず『ホット100』の1位を獲得したから、社長は飛び上がって喜んでいたわ」
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