『プラダを着た悪魔』などで知られる女優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway, 31)は、映画『インターステラー』のセットで「オタク心に火がついた」という。
『ダークナイト ライジング』でキャットウーマンを演じるなどこれまでさまざまな衣装を着こなしてきたアンだが、このSF映画への出演は予想以上の驚きの体験となった。
「初めてセットに足を踏み入れたとき、オタクモード全開になったわ!」とアンは日曜日にロサンゼルスで行われた映画のプレミアでPeople誌に語った。
アンが演じるアメリア・ブランド(Amelia Brand)は宇宙船に乗り込み、時空を移動するワームホールを通って新しい惑星を見つける旅に出る。映画では宇宙服を着るシーンもある。
「宇宙服を着たときは大興奮だったわ!」と同誌に熱く語ったアン。
映画の監督はクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)。共演はマシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、トファー・グレイス(Topher Grace)など。
映画の撮影期間中、アンは膨大な科学情報を貪欲に吸収していった。
「SFオタクにはたまらない映画ね」とアンは続けた。「科学理論を形にしたセットで撮影できてご褒美みたい。思い描いていた宇宙に連れて行ってくれるの」
アンと共にプレミアに現れたマシューも映画の撮影を心から楽しんでいた。映画を激賞し「とてつもない宇宙の旅」と形容したマシューだが、この映画には人間の内面も描かれていることを明らかにした。
「すごく内面的な映画だ」とつけ加えたマシュー。「広大な宇宙を遥かかなたまで旅して行くのでSF映画ととらえられるだろうが、人間の内面を映し出した映画になっているんだ」
『インターステラー』は11月7日から全米で公開。
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