米人気歌手のビヨンセ・ノウルズ(Beyoncé Knowles, 33)が英人気ハイストリートブランド、トップショップ(Topshop)とタッグを組み、出資比率50対50の合弁会社「パークウッド・トップショップ・アスレチック・リミテッド」を設立すると発表した。
ファッション業界紙「WWD」によると、早ければ2015年秋にスポーツ&ストリートウェアを展開する同レーベルの取り扱いをインターネットで開始するという。ファンはあと1年は待つことになりそうだ。
「トップショップのファッション界における確かな実績と先見性を持った哲学に、常に魅了されていました」とビヨンセはコメントしている。
ハイストリートレーベルとトップスターがコラボするのは珍しくなくなっている。モデルのケイト・モス(Kate Moss)も以前、トップショップでデザインを手がけたことがある。しかしオーナーのフィリップ・グリーン(Sir Philip Green)卿は、ビヨンセとの事業は他のものと一線を画すると強調した。
「これはコラボではなく、ブランドを立ち上げ、ビジネスを確立することだ。独立した諸経費を使い、独立したオフィスを持つ、まったく新しい固有のビジネスだ」とグリーン卿はコメントしている。
ビヨンセが以前からトップショップのファンであることは周知の事実で、しばしば同ブランドの服で公の場に姿を見せている。
またグリーン卿はビヨンセとのパートナー事業がどうやって日の目を見たのかを明かした。
「まず彼女が今年2月にロンドンを訪れたときに会う約束をした。一緒に何ができるのかについて、一般的な話を始めた」とグリーン卿が説明した。「しばらく前からこの(アスレチック)部門に注目していた。我々も参入する必要があった。彼女の実績とワークアウトのやり方を踏まえて話しているうちに、このカテゴリーに行き着いた。5月か6月に本格的な話し合いを始め、どう展開すべきかを詰めていった。契約をまとめるには6週間か8週間かかった。金曜日にビヨンセがオフィスを訪問し、ジグソーパズルの最後のピースがはまった」
新ブランドはトップショップの店舗かウェブサイトで買えるようになるが、他の販売店でも売る予定だという。
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