英女優のキャリー・マリガン(Carey Mulligan, 29)が、アフガニスタンで反政府勢力タリバーンによって閉鎖された学校を再開した兄を称賛した。
キャリーの兄は元英軍大佐のオウェイン(Owain)。水に毒を混入されたため、ある女子校が閉鎖されたと知ったオウェインは、すぐに行動を起こしたようだ。
「…兄はアフガニスタンに駐留していたとき、タリバーンのせいで閉鎖された女子校のすぐ近くの基地に配属されました。彼らは水源を毒で汚染したのです」とキャリーは英The Telegraph紙が入手した英版Harper’s Bazaar誌とのインタビューで語っている。
「新しい井戸を掘らない限り、再開はできませんでした」とキャリーが説明した。「驚いたことに、兄が先導してその学校のために寄付を募り始めたんです」
キャリーとオウェインは現在、「戦争で被害に遭った子どもたちを支援するため世界中で活動する独立系人道団体の家族」であるチャリティー団体「ウォー・チャイルド・インターナショナル」に協力している。キャリーは速やかに行動を起こす同団体の活動を絶賛している。
「ウォー・チャイルドは慈善団体の中でもすぐに応じてくれました」とキャリーが語った。「あのあと、兄は大ファンになり、数年前に退役したとき、私と面会に訪れて協力することにしました。ウォー・チャイルドは本当に非凡な存在。紛争を経験した子どもたちにカウンセリングをして、何年も前のトラウマを乗り越える支援をしています」
オウェインは2012年に英軍を退役したとThe Telegraphは伝えている。
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