米人気TVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)で知られる女優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)の新作ロマコメ映画が12以上の地域で配給が決まった。
『All Roads Lead To Rome(原題)』でサラはラウル・ボヴァ(Raoul Bova)扮する恋人と一緒にイタリア全土を旅する女性を演じている。エラ・レムハーゲン(Ella Lemhagen)監督による同作は最低でも16の地域で公開されると米エンターテイメント情報サイトDeadlineが伝えた。AMBIディストリビューションが海外販売を手がけるという。
現在までにドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、ラテンアメリカ、東ヨーロッパ、スペイン、CIS加盟国、スカンジナビア圏、ベネルクス諸国、中東、南アフリカ、韓国、ポルトガル、イスラエル、ギリシャ、フィリピン、インド、そしてマレーシアでの配給が決定したようだ。
サラとエラはパラドックスのシルヴィオ・ムラグリア(Silvio Muraglia)と共にプロデューサーも務める。映画データベース「IMDb」によると、同作は2015年の公開が予定されている。
一方、サラが「SATC」の劇場版第3作で、自身が演じたキャラクターの中で最も有名なキャリー・ブラッドショー役を再演するのではないかといううわさも根強く流れている。
2008年の劇場版第1作『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演した歌手で女優のジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)は先月、第3作の企画が動き出したと明言した。
「そう(企画が動き出した)かもしれないと思っているわ」と彼女は米芸能TV番組「Dish Nation」で第3作の可能性について語った。「SATC」はキャリーに加え、友人のミランダ(シンシア・ニクソン<Cynthia Nixon>)、サマンサ(キム・キャトラル<Kim Cattrall>)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス<Kristin Davis>)らがニューヨークでシングルライフを送る姿を描く。
「ある人がそういう話をしてきたの。だからもし話が動いているなら、実現すると思う。新しい情報に注意していて。セントルイス出身のルイーズを探してね!」とジェニファーがつけ加えた。
一方、サラは今年、第3作については慎重に言葉を選んでいた。
「そういう話をしたことはないけど、ストーリーがあることだけは知っているわ」と彼女は2014年度カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで語った。「すごくかわいらしくてステキなストーリーだと思うけど、実現するかどうかはまだ分からない」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。