オーストリア出身の俳優クリストフ・ヴァルツ(Christoph Waltz)が、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)との共演で『007』シリーズ最新作に出演すると伝えられている。
クリストフはクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督の『イングロリアス・バスターズ』と『ジャンゴ 繋がれざる者』での演技が高く評価され、2度もアカデミー賞(R)を受賞している実力派だ。
英The Daily Mail紙によると、クリストフは『Bond 24(原題)』に「重要な」役で出演し、そのアクションの腕前を披露することになりそうだ。
「その役がボンドの友人なのか、敵なのか、あるいはその両方なのかは、現時点でははっきりしない」とある関係者が同紙に語っている。
別の関係者は、クリストフのキャラクターは「かなり狡猾な強敵のような存在」だと主張しているが、どの制作関係者も悪役を演じるとは明言していない。
『Bond 24』のキャスト陣は豪華で、ダニエルが伝説のスパイジェームズ・ボンドを演じるのは新作で4回目となる。
前作『007 スカイフォール』でイヴを演じたナオミ・ハリス(Naomie Harris)も再登板するが、『Bond 24』ではマネーペニーに扮するとみられている。
『スカイフォール』でギャレス・マロリーを演じたレイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)は同役を再演。キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejiofor)の出演もささやかれている。
レイフは今年、米エンターテイメント情報番組「MTV News」に対し、新作は「10月に撮影開始の予定」だったと語っている。The Daily Mailによると、新作はメキシコ、オーストリア、モロッコ、ロンドン、イタリアでの撮影が予定されている。2015年11月には全米で公開されるという。
クリストフも多忙なスケジュールを抱えており、現在は『Tarzan(原題)』の撮影にのぞんでいる。また、ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)との共演で『モンスター上司』の続編『Horrible Bosses 2(原題)』にも出演する。
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